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Vket4会場跡地"World End Utopia "で飲む。

 Vket6が本日から開催となるその前に、予習でもなんでもなく「そう言えば以前ここへ飲みにきておったな」という場所へ赴きました。それがバーチャルマーケット4のワールドエンド・ユートピアというワールドでございます。各ブースも残ったままでありますからワールド容量は多少重めですが、入っちまえばコッチのもんです。せっかくなので展示されているサンプルアバターや3D物品を改めて見つつお酒を楽しむと。甚だ贅沢でございます。

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 ワールドコンセプトがとても好みであるし、ワールドを作成された方があのコクリコさんという事もあって雰囲気がキマったおりますね。この水が激しく流れている場所の景色も素晴らしく、入場してすぐにこれが出てくるので初めて訪れた時は「おお…」と驚いたものです。

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 簡単にワールドのコンセプトを説明すると、人間VS機械の成れの果てといった具合だと。水の流れる場所にある巨大な塔は終焉の塔と呼ばれているようで、遺伝子に介入して組織を死滅させる機構が備わっているようです。それを起動されてしまいおおむねの人類と機械が死滅、数多の文明が滅びてしまったその100年後の緑に覆われつつある世界であるという事だそうです。

 これで良いではなく、これが良いと思わせるコンセプトでワールドをここまで作るのかと驚いたものであります。何が良いかって絶対誰もいない、生命は緑のみで自分はひとりであるという空間がまたお酒を美味しくさせるからであると思うわけでございます。

 そりゃあ毎度ポピー横丁でベラベラ他愛のない事を喋っている自分が言っても説得力はないかもしれません。しかし、以前もnoteに書いたのですがひとりの時間も時々ほしいという時があるのですね。30分~1時間ぐらいですが。瞑想のようなものと思っていただけると良いでしょう。プラベにいるからと言って何か怪しい事をしているわけではございません。

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 この動いている最中に起動停止している様も良いし、葛のようなものがまとわりついているのも年月を感じさせる。長く見ていても物語を感じるので飽きませんし、何より彼の下にある機械がまだ光っているところに少し怖さを感じたりもします。まだ息があるんじゃないか。この機械の街は完全に死んではおらんのかもしれませんね。

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 ワールドの最後にあるのは花の咲いたエリアになっていて、古いブラウン管のモニターが置いてあります。終焉の塔を起動した証が残っているわけですが電力が生きておる。

 こういった場所でボケーッとお酒飲んでたらいきなり機械連中が動き出したりすればそれはそれで面白いですが、ユーザーのひとりである自分としてはさすがにビビるわけであります。これはもう魅力に惹かれた人間の勝手な妄想でございますね。

 あとフレンド間で以前話題になったのですが、ここの軽量版で少し狭いワールドがあれば良いなぁとか話していた記憶があります。無いなら作れば良いじゃないとなるのですが、まるまるオマージュだと何だか後ろめたい気分になるので私が作るのは無理でございます。

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 まぁ大体お酒を飲む場所はここですよ。

 先も申し上げた通り、ワールドの容量は展示物がある為いささか多いですが、大変居心地が良い場所であります。私はワールドコンセプトやワールドそのものの話で色々と盛り上がれる気質なので、時々かような場所でフレンドと語り合いつつのんびり過ごしても良いなとも思えるものでございます。

 

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