hayuna

犬より猫、太陽より月、向日葵より紫陽花がスキ。 シンガーソングライター。

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マガジン

  • 日々の中に。

    気持ちはきっと毎日揺れ動いているのに、じんわりと柔らかく、日常の中に溶けてしまう。忘れたくない、些細な気持ちを書き残します。

  • 雑記

    日記、エッセイ、独り言など。

  • 猫と紫陽花と。

    生きづらくて、息苦しくて、ただただ気持ちを吐き出すことをメインに書いていたブログがあります。人にお見せできるようなものではないけれど、noteにお引越しさせるため再掲します。

  • ポジティブは正義ですか?

    私の小さな戦いの健忘録。

最近の記事

淡い恋の余白

18歳の頃に好きだった人に、久々に連絡を取った。 当時、半年間片想いをして、やっと付き合えたものの、3ヶ月くらいで振られてしまったという少し苦い思い出の彼は、今、音楽業界でちょっとした有名人になっているそうだ。 作詞作曲編曲、そして全ての楽器の演奏をしている彼の動画を見て、これが努力し続けた人、音楽を諦めなかった人なのだなと、納得せざるを得なかった。 だって、一緒にいた頃は、ギターボーカルしかしてなかったもんね。 元々才能のある人だったけれど、この10年と少しの間に、すごく

    • おかえり自尊心

      もう少し、自分の感性に自信を持っていいのかもしれないな。 「自分は、こう感じている」というそのこと自体に。 きっと当たり前のことなんだけど、すっかり忘れてしまっていた。 「え?私って少数派なのかな?」 「また間違ってる?」 「なんか変なこと言ってる?」 そんなことばかり感じていた、去年1年間。 ちょうど時期的に、大切な人や場所を失ったことと結びつけて 「そっか、だから失敗したんだ」 「こんな私はきっとダメなんだろうな」 「変な事言わないように気をつけなきゃ」 って考える

      • story

        「またね」といつもの調子で別れて、 何年かして、ふと気づく。 あれがきっと、私たちの最後だった。 もうきっと、この人生で、あの人に会う機会はないだろう。 もし最後だと分かっていたら もっと熱い抱擁と、今までの感謝と、今後の成功を祈って別れたのに。 別れ際はいつも、またすぐ会えると思ってしまう。 いつもと変わらず「またね」って。 それぞれの人生の道は曲がりくねっていて 交わるのなんて、きっとほんの一瞬。 今は隣で笑っている君も 来年の夏には、もうここにはいなくなっているかも

        • sweetie

          そっちに行ったら傷つく。きっと。わかってる。 甘いのは一瞬だけで、そのあとは口の中いっぱいに苦い。 しかも、なかなか取れてくれない苦味。

          ¥100

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        記事

          マインドマップ

          今日はマインドマップというものを作っていました。 Xmindっていうアプリを私はつい先日初めて知ったんですが、すごく便利ですね。 マインドマップっていうのは、頭の中にあること(計画とか企画とか?)を書き出して関連付けしたり整頓していくことらしいんですが、いつも私はノートに手書きで書いてて、なんだか結局うまくまとまらないまま、まとめた気になって終わって(しかもそれを見返したりはしない)たんですが、今回はアプリで、手書きほど自由が効かないのが逆に良かったのか、まとまりつつありま

          マインドマップ

          届かない空

          なんだか落ち着かないけどソワソワする程でもない、微妙な心のざわつきと一日を過ごした。 信じる覚悟をしようと思った人のことは、まだ信じられてないし 傷つく前に逃げようとすら思う。 ちょっと期待していたのと違う反応が返ってきただけで 「ほらね、やっぱり」「どうせ私なんてさ」と突っぱねる。 絶対にこんな姿は相手には見せないのだけれど。 ※20代前半くらいの時は全力で相手にぶつけていた結果、 私には数々の「重い女」の称号が与えられる事になる。 私は一体何に怯えていて、何が気に食わ

          届かない空

          名もなき感情

          つい先日、10年くらい一緒に音楽やってるドラムの子から、初めて、歌詞についてダメ出しを受けた。 ダメ出しというのは大げさな言い方だけど、「ハユナって歌詞書くの嫌い?」と聞かれたのだ。どういうことか聞くと、「伝えたいことがある歌を歌ってほしい」ということだった。 歌詞を書けること、曲を作れることは、私の唯一の特技であり価値だと思っていたから、なんだかひどくショックだった。 でも最近、確かに、歌いたいテーマもなくなってきたし、これっていう言葉もあまり出てこない。 使い回した言葉

          名もなき感情

          怖がりな一歩を踏み出して。

          「人を信じること」は、その人がどうこうじゃなくて、「信じる努力をし続ける覚悟をする」って自分に誓うことだ。 私はあまり人を信じられない。 きっと信じるのが怖いんだろうな、傷つくの嫌だもんな、臆病者だしな。そう思っていたけれど、本当はそれだけじゃなくて、信じる努力をするのがしんどいんだなということに気が付いた。 「信じていいの?信じるからね?」と言った私は、多分全然信じていなかった。だって、その言葉で念押しするのは、それが3回目だったから。 本来ならばきっと、そんなことわざ

          怖がりな一歩を踏み出して。

          新人のメモ帳がもれなくカオスになる理由。

          先日、知人から声をかけていただき、週1のPC事務を手伝いに来てくれないかということで、軽い気持ちでOKしてみました。 初出勤日までに、週3でトレーニング(?)に来て欲しいって言われた時はめんどくさくて吐くかと思った…んですが、気合いを入れて行って来た謎の「トレーニング」1日目で、新人に業務を教える時の話し方=「何にもわからない人に何かを伝える時の話し方」を発見したので、書いてみたいと思います。割と長文なので、興味を持ってくれた方はお時間あるときにでも読んでください。 ***

          新人のメモ帳がもれなくカオスになる理由。

          フリーになって1ヶ月と少し。初めて「今日は休み」と決めて休んでみました。 たまにほぼ仕事できなかった日はあったけど、それは結果的に休みになってしまっただけで、休んだ気はしなかったので。 初めての「休み」。 罪悪感はちょっとあるけど、充電できた気がします。 明日から頑張ろう。

          フリーになって1ヶ月と少し。初めて「今日は休み」と決めて休んでみました。 たまにほぼ仕事できなかった日はあったけど、それは結果的に休みになってしまっただけで、休んだ気はしなかったので。 初めての「休み」。 罪悪感はちょっとあるけど、充電できた気がします。 明日から頑張ろう。

          とまどい

          君が簡単にドアを開けて入ってくるから 戸惑った私は、後ろを向いて逃げ出した。 こっちに来ないで。 私を脅かさないで。 君は弱いからキライ。 私の弱さが共鳴してしまうから。 倍音の端と端。 一番低い音と高い音で繋がりあった脆い心。 繋がるのは心の深いところじゃなくて、簡単に掬えそうな上澄み。 そこに浮かんでる、甘ったるい弱さ。 「楽になれるよ、潜ってみたら?」 いやだ、きっと溺れてしまう。 それ以上こっちに来ないで。 どうか私を迷わせないで。 そう言いながらも、ずる

          とまどい

          めんどくさい自分が。

          生きにくいな。 この性格は昔からだけど。 だんだん生きにくくなってきてるな。 そう思うことが本当に多い。 不安だ。 このままの自分が、一人でこの先ちゃんと生きていけるのか。 誰にも言えない気持ち。 かっこ悪いから。 迷惑かけちゃうから。 いい大人だから。 気持ちを吐き出せば楽になるぶん、 吐き出された方のしんどさも知ってるから。 言えない。 じゃあどうしよう? もう一人でこのまま済ませてしまおうか。 終わらせてしまおうか。 いや待て、その方が迷惑かかるか。

          めんどくさい自分が。

          シャロン

          午前4時。 この時間に目が覚めてぼーっとしてると 坂道の多い街で一人暮らしをしてた頃を思い出す。 あの頃、色々と、つらかったなぁ。 みんな、若かったなぁ。 どうしようもなく幼くて、必死で、孤独で、くだらなくて、夢があって、 生きるのが辛くて、もがいてた。 今夜はなんだか、あの明け方の空気に似てる。 もう10年以上も前なのに 私は成長してないのかな。 音楽仲間や友達もすぐ近くに住んでた。 家にもよく遊びに行ってた。 仕事が終わってから夜中に週2でリハーサルスタジオに入ってた

          シャロン

          再生

          ブリグズビー・ベア

          観てきました。 もう、全部、大好きな感じでした。 あらすじはざっくりとこんな感じです。 主人公のジェームスは、赤ちゃんの頃に誘拐されて25年間監禁されていた(外の世界は毒に汚染されているという風に教えられて、人里離れたシェルターで家族3人だけで生活していた)のですが、唯一娯楽として与えられていたのが教育番組「ブリグズビー・ベア」でした。 「ブリグズビー・ベア」のストーリーに夢中な日々を過していましたが、突然両親が逮捕されたことで、ジェームスは元の家族へ返されます。 本物の両親とはいえ本人にとっては記憶にない人。そして彼にとって初めての、外の世界の生活がはじまりますが・・・ というものです。 主人公は外の世界を知らない設定なので、「過去から来た人」や「宇宙から来た人」的な、現代の「はじめて」に触れるシーンはお約束に面白いし、 隔離されていたせいで、世間を知らない子供みたいに素直な心が放つ言葉は、大人になって何かを諦めたり、社会の常識に当てはめようとする私たちの胸に刺さります。 そして、誘拐した親も含め、周りの人もみんな優しい。 なんていうか、歪んだところがないというか。 主人公のために「ブリグズビー・ベア」のビデオ番組を700話も作り続けた誘拐パパも、仕事をしながらそれだけの作品を作ろうと思うとかなり大変だよなぁ〜と考えると、なんだかじわじわ来ます。 誘拐監禁っていう重い話が絡むのに、それよりもとにかく「ブリグズビー・ベア」に夢中な主人公の、まっすぐな情熱が、周りの人たちを動かしていく感じ。素敵だなぁ。 うまく言えないけれど、複雑なはずの出来事を、複雑な方に持っていくのではなくて、まっすぐさとか優しさとか愛とかで捉えた、ピースフルな感じ。 ハートがギュッてなるシーンがたくさんで、もう一度観たいなと思う映画でした。

          ブリグズビー・ベア

          再生

          人生で一番満たされていたとき

          手の中に、未来のカケラを握っていた。 曖昧な色のそれは、オーロラのように煌めいて、私の心をいつも躍らせた。時々は揺らめいて不安にさせられることもあったけれど、強い力で希望へ導いてくれるものだった。 あの頃、私は自分を信じていた。 自分の可能性を、信じていた。 私はその時代を、人生の一番満たされていた時だったと思っている。 それから数年が経って、環境は大きく変わった。 旬を過ぎてからは、ひたすら悪あがきするだけで あの頃難なく超えていた壁を、随分高く感じる日々だった。 一緒

          人生で一番満たされていたとき

          自分の心を上手に扱うために。

          在宅ワーク3週間目が終わろうとしています。 まだまだリズムは掴めないけれど、今までより少しだけ自分の扱い方が分かってきた気がしています。 クライアントから電話やらラインやらはしょっちゅう来るけど、今まで当たり前に毎日を過ごしていた「狭い職場の人間関係」にいちいち心が動くことがなくなったので、落ち込むのも、ゴキゲンに過ごすのも、基本的には自分次第。 長年かけてモンスター化してしまった自分の心を、上手に飼いならせるかどうかが、生活の快適さや仕事の効率に直結するのではなないかと思

          自分の心を上手に扱うために。