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楚々とした花を花瓶に


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縦に伸ばしたアレンジは、「わたしを倒せると思うのかしら!」とお花に挑まれている心地・・・。

「トリテリア ミラービフローラ」というお花を初めて購入してみました。
ハナニラも、トリテリアの仲間だそうです。

時々、扱ったことの無いお花を購入しています。
飾って花持ちや性質を観察したり、また使用感などを試しています。

線の細いお花が今の私のブームで、トリテリアと他にも、線の細いお花を購入しました。

トリテリアは、スッと真っすぐに背筋が伸びていながら、枝分かれした先のお花の向きは本当に気ままで、あっちゃこっちゃ伸びていて、なかなか思う角度に留まってくれません。

「ここ!」って念を入れて花瓶に入れても、手を離すと「えー?だるいわ~」とでも言うように、クルリンと別の方向へ向いて落ち着いてしまうのですね…。
静かなる攻防です...。
と、その扱いづらさもまた楽しかったりするのですが🤗

そんな、あちこち伸びて行ってしまうのに花弁は繊細で、
衝撃を受けると透き通って早くダメになってしまう様子です。

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開いたお花はまるで造花のようなツルっとした質感とかわいらしさで、ひとつひとつの主役感がすごいです。

なるべく衝撃を与えないように、で、あちこち向いているので物にぶつかってはいけないと、なるべく広い空間をとり、手がかかりますなあ~と思う一方で、
「それがなにか?」とでも言うようにシャキンと開いているお花が姫っぽい。
好きだな~。

友達にいただいた花瓶に。
やっぱりこの花瓶は素晴らしくて、トリテリアも納まってくれました。

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↑朝起きて「おっはよー!」のイメージです。

人によって、一本のお花の姿から様々なイメージが湧くようです。

「ひとりで練習にはげむバレリーナのように見える」と言ってくださる方もいました。
見る人の持っている世界が垣間見られるようで、とても興味深いしおもしろく思いますし、
そんな感想を伝えてくださる方の存在が、嬉しく思います。



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