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母のパッチワーク

母は昔、手芸教室に通ったり
暇さえあれば縫い物をしている人でした。

特にパッチワークが得意でカバンとかたくさん作って人にあげたりしてました。

私に娘が産まれてからは
娘が幼稚園の時は特に、ヘアゴムをたくさん縫ってくれて
収納に困るくらい。

娘はチアを習ってたんだけど、
チアの発表会には毎年、ユニホームに合わせてスパンコールとか付けてリボンを縫ってくれていました。

まあ、たまに、それとそれ合わせる?みたいな事があって
一度、チアのリボンを発表会当日に受け取ったら、
使ってたリボンが駅前のケーキ屋のリボンだった…めっちゃ店名が書いてる…。

一生懸命作ったリボンやから使ってあげたいけど💦
予備で持ってたリボンを使いました…。

そんな母の作品、どこかで販売すればいいのにって昔から言ってたけど販売した事はない。

今ならネットで自分で売れる時代だけど
昔はどこで売ればいいの?って、母も行動力がある人じゃないし
結局趣味で終わってしまった。

現在、母は元気だけど病気の影響か
ここ2年くらい縫い物をパタリとしなくなった。

手を動かさなあかんな!
ってたまに言ってて気持ちはあるけど頭が付いてこないみたい。

前に久々に人にあげるんだってコースターを縫ってたけど手が震えて縫い目がズレてた…
昔はすごく綺麗だったのに。

そんな母を見てると切ない。

そんな母の作品をそういえば撮影した事がなかったので先日撮影してきました。
ここで少し紹介しようかなと思います。 

古着のジーンズで
なんか動物付けたがりがち
ホコリかぶってるけど
これは大きな作品の1部
うちの父とわが子ら
息子が妖怪ウォッチにハマった時に
縫ってくれたジバニャン
汚れてますが

まだまだ実家には母が縫ったものがたくさん。

私もパッチワークをしてみたくなり、
母に教えてもらった事があります。

でも、私はけっこう大ざっぱで挫折しました…

型紙作って、布をたくさん切って、それを繋ぎ合わせて、ズレないように細かく縫い合わせる…
途中で無理〜💦
となりました。

色、柄合わせて可愛いの作りたかったけど。

ちなみに私、編み物も何回かチャレンジしたけどダメでした。

もうほとんど縫い物しなくなった母ですが
最近気づきました。

私の作品を写真で見せて、どう思う?って何回か聞いたんです。

母は天然で、父に何でも頼り、あまり自分の意見とかない人で最近は病気のせいか、特にボーっとしてる事があるんですが
作品を見るとき、感想を言う時は
目がキリっと真剣になりモードが変わる。

「そこもうちょっと色あってもいいなあ」
「こっちは深みあるから、こっちがいいわ」
「もう少し、シュッと、こうしたらいい思うわ」

って、けっこう的確にアドバイスをくれる事に気づいた。

お、これは脳にも良さそうじゃない?

私のアドバイザーになってもらおうかと思います。

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