ラフィネという趣味を見つけました
ラフィネというリラクゼーションのお店が大好きだ。
今日、半年ぶりくらいに行ったけど、ラフィネってこんなに最高だったっけか!?と感動した。
自分で目や首のまわりを揉むのとは全然違う、ヨガや運動などでスッキリするのとも全然違う、胸の奥からふわ~っと解放されていくような、眉間の重みがす~っと消えていくような、深いリラックスを味わうことができた。
たった30分で。税込み3240円で。
社会人になってから、年に2~3回ラフィネに通っている。できれば毎月でも行きたいし、本当は60分とか90分の全身コースを毎回やりたい。
でもわたしは、「マッサージにお金をかけるのはムダなこと、本末転倒なこと」とどこかで思い続けてきた。
仕事で心身ボロボロになり、目がどうにも疲れてパソコンを見ていられない、腰が痛くて会社でデスクに座っていられない。
そんな状態になっていつも、「あ~もうだめだ。もう限界だ。」と思ってラフィネに行っていた。
いつも行く店舗は、60分のボディケアという全身コースだと6,480円。
6,000円あれば、GUで何着か洋服買えるな。仕事で稼いだお金で、仕事で疲れた体を癒やす。これって不毛なループじゃないか。そう思っていた。
でも今日30分のフェイスセラピーを受けながら、今までの考えが大きく変わっていった。
あ~気持ちいい。この気持ちよさは、他のどんなものでも感じられない、ラフィネでしか感じられない気持ちよさだ。
わたしは体を癒やしに来てるわけじゃない。このマッサージを受けている瞬間の「あ~気持ちいい」と思う時間が大好きなんだ。
これはわたしの趣味だ。
みんなが好きなアーティストのライブに行ったり、マンガやアニメが好きなのと同じ、これはわたしの趣味なんだ。
趣味は、役に立つかどうかでやるものではないはずだ。好きだからお金を払ってでも楽しみたいんだ。
わたしはマッサージが好きなんだから、マッサージにお金を堂々と払ってこの時間を楽しめばいいんだ!と。
もうお金がもったいないとか、不毛だとかいってないで、月に2回はラフィネに来よう。1回3,000円でこんなに気分が良くなるなんて、この上ない最高なことじゃないか!と。
こんなに感動したのは、ここ最近の長引く体調不良で楽しいことがなにもできなかったことも関係している。
ふだんは食べることが大好きなのだが、激しい腹痛やめまい、謎の感染症など立て続けにあったので、ごはんが食べられなかったのだ。
食欲がない、食べたいものが食べられないという状態が続いていたら、いつしか自分が何をしたいのか、わからなくなってしまっていた。
でもラフィネへ行ったら「あーこの気持ちいいの、頻繁に受けたい!」という欲が出てきた。
個人的なラフィネの感動話はここまでなのだが、なぜこんなにラフィネにこだわるかをお話したい。
ラフィネの魅力を3つにまとめるとしたらこんな感じだ。
・どのスタッフに頼んでも上手。クオリティにばらつきがない。
・メニューの種類が多すぎず、どれを選べばいいかわかりやすい
・接客の距離感がちょうどいい
なんといっても一番の魅力は、スタッフのクオリティが一定であること。誰にあたってもみんな上手で、しかもみんな同じ「ラフィネ」の技術なのだ。
ほかのもみほぐし系のお店ではこうはいかない。
その人オリジナルの手法だったり、押し方が指先で押す系の人もいれば手のひらを使って広い範囲で押す人もいたりと、自分の好みの人に当たらないとすごく損した気分になる。
ラフィネはそれがない。誰にあたってもいいので指名しなくていい。だから予約が取りやすい。
そしてメニューもわかりやすい。体が疲れているときはボディケア、目や頭の疲れはフェイスセラピーを選べばいいというのがすぐにわかる。
基本コース40分とか、アロマリンパトリートメント、とかそういう名前だと頭のマッサージは含まれるのか?とかオイルを使うやつか?とかがわからないし、いちいち電話してオススメのコースを聞くのはめんどうだ。
ラフィネのメニューはあまり考えなくてもすぐ選べるから、心身ともに疲れ果てて何も決められない、何も考えれらないというときには本当に助かる。(わたしはいつもそんな瀕死状態で予約しているから)
そして最後は接客の距離感だ。年に2~3回のペースでしか行かないので、プライベートサロンだと久しぶりに行くのは少し気まずい。
「あら~お久しぶりですね」なんて言われて、近況など聞かれてもめんどうだ。疲れていて何も話したくないんだから。
ラフィネだと、常連さんらしき人が世間話をしているのは見かけるが、基本的に施術に必要なことしか聞かれない。
施術後にハーブティーを飲みながら、「目の周りがすごく張ってました」とか教えてくれるくらいだ。
今日にいたっては、「首も疲れていたようなので、ホットタオルで首を温めると目も楽になりますよ」「耳の後ろのリンパが詰まっている感じがあったので、自分でも親指でぐっと押してあげると血行がよくなりますよ」とセルフケアも教えてくれた。
実はわたし、アロマオイルを使ったトリートメントを学んだ経験があり、セルフケアの知識もあったはずなのだが、ここ最近の体調不良で余裕がゼロになっていたのか、リンパマッサージなんて頭に浮かびもしなかった。
レンジでチンするアイマスクも持ってるのに、まったく使っていなかった。
「あ~そうだ、わたしいろいろできるんだった」とラフィネが思い出させてくれた。
ラフィネはつかず離れずの距離で、心に寄り添ってくれるのだ。
以上、わたしが大好きなラフィネの魅力と、ラフィネにお金を使うのはムダでもなんでもなく、立派な趣味だというお話をさせていただいた。
次はラフィネの中でも少しラグジュアリーラインのグランラフィネへ行って、オイルトリートメントを受けてみたい。
食べること以外に趣味がないのがコンプレックスだったけど、ラフィネという趣味がみつかって、とってもうれしい。
ラフィネさん、たまにしか行かないわたしにもいつも安定のクオリティで最高の癒やしを与えてくださって、本当にありがとうございます。