アイデアを事業機会へ⇒パートナーシップとコミットメント
エフェクチュエーションのつづき
許容可能な損失の問題がクリアになったら
そのアイデアが実現するために何が必要?
賛同し、何らかのコミットメントをもって
参加してくれるパートナーが必要になりますよね。
なのですが、「誰とする?」の
パートナーとの出会いによって、
その先は大きく違いが出てくると思います。
エフェクチュエーションの5つの原則の中の
この二つのことを、私の例で説明すると…
2019年に4公演を成功させた「官能コンサート」。
2020年3月に新作発表を計画していました。
その頃、ご存じの通りコロナ禍で、コンサート会場のメド立たず。
「官能コンサート」のパートナーである
バイオリニストの会田桃子さんと
一緒に途方に暮れてました。
当時お互いに
小学4年生に上がる娘がおり、
先が見えない休校生活の中、
子供に勉強させるストレスで爆発寸前。
「新しいことを教えるのに、
言葉の意味が分からないと、
理解できないよねぇ…
語彙力、言葉の理解力、国語力、
どの教科にもメチャいるよねぇ……
ううううう………」
「担任の先生が、
音読の重要性を説く意味が分かるわぁ。。」
「だた『音読やりなさい!』って言ってもやらんし、、、」
「音楽つけて楽しい音読はどうかな?」と桃子さん。
「実は私、舞台の音楽も作れるし、
朗読できる役者さんもたくさん知ってるよ」
「なぬ!それは面白そうだね。
実際に学校でも使えるものを考えようか!」
「それにしても、
《官能》のことやってるママ達が
子供の教育のこともって、ウケるよねぇ~www」
と早速、娘の小学校の校長先生のへ提案。
昔からラジオ朗読が好きだったという校長は
校内で使うのOK!と快諾。
そこからこういう取り組みが始まりました。
教科書に載ってる
・ごんぎつね
・やまなし
を制作し納品。
想像以上の子供たちの反応があり、
次作も!と思うけど、資金どうするよ!?
コロナ補助金があることを知り、
この制作実績を使って、次作の資金調達へ。
全国で37%の採択率の中、
商工会の担当者さんの手厚いサポートの甲斐あって
見事採択!!
※ちなみに、採択された日は私の星回り・最強の日でした。
次作は、第一線で活躍されている
舞台俳優の小西遼生さんが、
コンセプトに賛同してくださって参加。
演奏者、音響さん、マネージャーさん、小学校の先生方…
様々な形でのコミットメントをもって、
ご協力いただきました。
エフェクチュエーションを読んでみて、
まさにだな――と思うのでした。
その中でわらしべ長者の話。
主人公の青年と置き換えて起業家の場合…
今では、元の未来逆算コーチとして
この経験を
お客様との対話の中で役立てながら
経営者や起業家、
ビジネスマンをサポートする側をやっています。
実務経験があると、
隠れたチャンスの芽
実は必要なこと
外側から見えない労力など
取りこぼさずに見出すことができるんですよ!
そして星読みとコーチングであなたの才能を
最大限に引き出すことも。
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