【ネタバレ有】ニーアオートマタ19話感想(後編)
再び9S。三つのユニットの一つ目に辿り着くと、そこには天使文字で「肉の箱」と書かれていた。中にはスリープモードの機械生命体が沢山いた。その姿はパスカルの村の子どもたちと全く同じモデル。しかし、9Sは容赦なくその一体を攻撃する。すると周りの個体は悲鳴を上げながら動きまわる。
同じころ、パスカルの村では迫りくる敵意のある機械生命体から村を守るため、パスカルは武器を調達しに出かけ、その留守をA2が任される。
9Sはフロア内の敵意のない機械生命体を破壊しつくしていた。まるで怒りに身を任せ、「うるさい!」「うるさいんだよ!」と叫びながら攻撃する様子は苛立って暴力を振るう人間だった。フロアを出て、最奥部に向かうと第一期で王をA2に殺された森の王国の戦士が待っていた。「王を殺されたが私は復讐ではなく、対話を…」そんな言葉の途中で9Sは脳天からの一撃。「助けて…怖い…」懇願する、ユニットのコア。9Sはポッド153に近接射撃モード、最大出力と指示。「9S…」何かを心配するかのようなポッドの呟きが悲しい。
パスキーを入手し、その場を去ろうとする9Sに、森の戦士が囁く。
「お前は誰も守れない…お前は誰も殺せない…この私でさえも…」
「うるさい!!」
その森の戦士の脳天をさらにめった刺しにする9S。
「うるさいんだよ…」
そのセリフは…本当に9Sと言って良いのか分からないほどの憎しみに満ちた言葉だった。
9S役の花江夏樹さんの演技力が光る話でした。これ…まだ…続くんですよね…?怖いなぁ…
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