逮捕するしかなかったのか?
痛ましいニュースがあった。24時間たん吸引が必要な8歳の娘を放置した罪で母親が逮捕されたというものだ。
だが、正直なところ、疑問しかない。24時間つきっきりの母親を誰もケアできなかったのか?ということだ。はっきり言って、24時間つきっきりという状態は、残りの人生を子どもに捧ぐということだ。誰であっても発狂するようなことだろう。先日の記事で触れたレスパイトケア…母親を休ませるサービスを利用できていたのか、ヘルパーは利用できていたのかは怪しいなと思う。それが制度的な穴で利用できなかったならなおさらだし、知らなかったなら必要な人に必要な情報が行き届いていない。
また、父親の行動についても疑問だ。この家庭は父親がいなかったのだ。
そこでこの記事を思い出した。
これは「レブラミド」という、服用中には避妊が必要な薬を飲んでいたのに性交渉をしたという記事だ。もし、この男性が子どもが奇形で生まれた場合本当に育児をするだろうか?冒頭の記事はもしかしたら介護が必要な子どもが生まれたことで父親が母親をシングルマザーにしたのかもしれない、と思ったのだ。日本ではあまりにも男性は欲に対して無責任だ。
上の記事の家庭は、残念なことになってしまった。だが、そうなる前に制度で救出できなかったことは日本社会の罪である。このようなことが二度と無いようにしたいものだ。
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