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【ネタバレ有】ニーアオートマタ最終回感想(後編)

アニメ版ニーアオートマタの感想です。

エンディングロールの途中でノイズが混ざり、ポッド153とポッド042の会話が始まる。

ポッド153はすべてのヨルハ機体のブラックボックス反応の停止を確認(結局のところ、自我データを救われた9Sもそのまま死んでしまったよう)し、ヨルハ計画の最終段階である、全機体のデータ破棄作業に移ることを宣言。

ポッド042「私は…この結末を容認できない
「ヨルハ計画の最終段階の、ヨルハ機体のデータ破棄を拒否する」

ポッド153「我々にそんな権限は持たされていない。」
「2B・9S・A2の記憶データサルベージは危険を伴う。それでも…」

9Sを運ぶポッド2体。何故か塔から「ポッド共有システム」を名乗るアナウンスが流れ、ヨルハ計画の最終段階へ移行するように促す。ポッド042へポッド567が「そのヨルハ機体は分解して破棄せよ」と迫る。ポッド042は「拒絶する」と改めて宣言。

「こんな時にぴったりのセリフがある」「くそくらえだ」

無数のポッドがポッド042に向かって銃口を向ける。抵抗と懸命の攻撃もむなしく、ボロボロになっていくポッド042。突然のビーム攻撃があり、ポッド153がポッド042のボロボロになった機体を掴む。衛星のミサイルシステムのハッキングに時間がかかったと説明するポッド153。

そんな2体をヨルハ計画の意思は赦さないとばかりに再び無数のポッドが取り囲み、その影は人類会議のロゴのように群れを成した。

ポッド042「おもしろくなってきた…そう思わないか?」


壊れた無数のポッドが絨毯のように転がっている。その中をポッド153が9Sの腕を持って飛んでいく。2Bと9Sの復元された義体。もう少しで9Sの右腕も治る、というところだったのだろう。ガタリと二人の元へ落ちるポッド153。

ポッド153「おはようございます…9S」
「ポッド042…キミの…願い…は……」

その声に答えるように9Sが目を覚ます。横で眠っている2Bを見ると、9Sは微笑みを浮かべる。2Bも身体を起こす。

2B「おはよう…ナインズ」

ふと、女性のような人物が映る。メガネとツインテールが特徴的な彼女はこちらに気付くとウィンクして、去っていった(武器商人であり、この世界を監視し、世界の破滅を防ぐアンドロイド「アコール」だそう。ちなみに男でも女でもありません)。

その場には、復元されたA2と、月の涙の花が咲いていた。



改めての考察は後程。とにかく3人が無事でよかった…と同時に、本当に3人以外にはすべて救いがあるような無いようなラストになりました。塔からヨルハ計画のアナウンスが聞こえてきたのには謎が残ります。ヨルハ計画は結局のところ、機械生命体の意思にもがっちり絡んでいたんでしょうかね…。

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hanasoraen
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