【ネタバレ有】ニーアオートマタ20話感想(A2編)
アニメ版ニーアオートマタの感想です。
本来はA2と9S交互に視点が切り替わりますが、今回からA2編・9S編に分けてつづります。
敵性反応のある機械生命体が近付いてきたことにより、パスカルの村は応戦体制を取っていた。投石や各自応戦、何よりパスカルの銃撃で何とか退ける。A2はその戦闘のさなか、自分が「待っていろ、今助け…」と言ったことに疑問を持っていた。敵だった機械生命体を、自分が、助ける…?パスカルの村の機械生命体たちは、A2にとって家族では無いのかもしれない。けれど、守りたい存在ではあったのだ。「気分は悪くない…」。A2が敵だと思っていた機械生命体もまた、別の機械生命体と戦う運命にあったのだ。ある意味、A2は感情を豊かにしていた。
しかし、その後、空から自爆型機械生命体が降ってくる。村は炎に包まれ壊滅状態。A2は意識を朦朧とさせながら、村の惨状を感じていた。姉妹のロボは、まず妹を逃がした姉が破壊された。妹は何本もの槍で串刺し。その恋人である、森の戦士は「また守れねぇっぺか…」と呟きながら、首を落とされた。目を覚ましたA2は、こぶしを何回も地面に打ち付けた。偶然とはいえ、ボロボロだったA2を助けたパスカルと、パスカルの村の村人たち。命の恩人、そしてA2を「オネーチャン」と慕ってくれてた存在…。守れなかった。村を見渡すと、パスカルも同じようにこの状況に狼狽していた。パスカルのほかに生き残りはいないと思われた…その時だった。橋脚のようなものの下に、A2は子どもたちを見つけたのだ。A2はレジスタンスキャンプに子どもたちを逃がすことを提案。追手を倒すためA2はその場に残った…
すべてを片付けたと思った時、ポッド042から「超大型機械生命体がレジスタンスキャンプに向かっている」という報告。A2はBモードで迎え撃つ。Bモードとは「バーサーカーモード」の略。ゲーム中では攻撃力が上がる代わりに体力を失っていくという諸刃の剣。当然、アニメでも同じように、一撃の威力は強いものの、どんどん体力を削られていくことが描写から分かる。その時、もう一体の超大型機械生命体が現れる。だが、それは操作権限を乗っ取ったパスカルだった。パスカル・A2 VS 超大型機械生命体の戦いが始まる――
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