ずるいって何だろう?
どんなに流暢に話していても、子どもは子ども。本質は理解できていないことが多い。そういう時は、本質を理解できるよう、大人が補助する必要がある。
その中でも特に注意が必要なのが、「ずるい」という感覚であると思う。メガネをかけている子どもにはずるいとは言わないが、イヤーマフや昔ならタブレット等、他の子には与えられないものがクラスで1人だけ与えられていたら子どもは「ずるい」という感覚を持つことがある。
だが、イヤーマフなら聴覚過敏やLiD/APDの子かもしれない。タブレットなら、識字障害のため教科書のフォントを変えてもらっている子かもしれない。本質を知れば、目が悪い子がメガネをかけるのと変わらないのだ。
そんな時、大人は物事の本質を冷静に、分かりやすく説明する必要がある。気を付けたいのは、大人の都合の良いように本質を歪めて説明できるということだ。間違って伝えてしまえば子どもはいじめに加担することも、被害者になることもあるだろう。
そうならないためにも、私たち大人は考えることを放棄してはいけない。
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