通勤事故に遭った時
めちゃくちゃ手間と時間がかかるよ、という話。約一年経ってやっと示談が成立。相手方が渋ってたとかじゃなくて、用意する書類が多すぎる。長くなりますがポイントをまとめます。
めっちゃ長文だよ!
・事故の内容は「物件事故」ではなく「人身事故」にすること
・病院の初回、転院があった場合転院先でも初回は実費診療になるのでお金を多めに持っていくこと
・書類は適宜コピーを取っておくこと
・欠勤した日、通院した日、事故に遭った日 メモを取っておくこと
・完治してから3カ月後にやっと診療明細の開示を行うことができ、開示請求だけでなく、開示が決定した後もう一度書類が必要なこと。
・できれば相手方に損害がなくても使える示談代行サービスがある保険会社がいい。
以下詳細です。
6月26日、通勤途中に自転車同士の事故。軽くぶつかっただけだが自分だけ地面に放り出され、左足から着地して骨折。
ここで、対人同士の事故ならば、「人身事故」にしときましょう。物件事故にすると一枚書類が余計に必要になる。この一枚余計な書類が相手方にも書いてもらわないといけない書類。警察のいかにもこっちの言う事聞くといいよ的な話で「物件事故」にするのはやめといたほうがいい。もう警察なんて信じないもん…。あと事故った日、時間はメモしておく。
すぐに整形外科へ行き、状態を確認。労災も健康保険も使えないのでレントゲンを二枚撮っただけで3万超す。労災で病院にかかる人、お金は多すぎるぐらいもってけ。
仕事は休む。左足がギブスで固定のため、歩けないし立つのも大変だった。
私は有休が沢山残っていたので使っていませんが、仕事を休む場合、休業補償というものもあるので休んだ日、日数は控えておくと吉。
職場できちんと労災について指示を受けていれば大丈夫だが、労災申請は病院ごとに申請が必要。つまり転院があったらまた転院先の一回二回は自腹。お金は多すぎるぐらいもってけ(二回目)(労災が決まったら返金はされます。)
手術も視野に入れた診断をするため転院。ギブス機能付きのサポーターに切り替える。装具というやつ。これについても「労災で給付を受けるには診断書が~」と言われたが、実際は労災の場合、逐次病院から情報が行っているため必要なかった。通院した日もメモしておくこと。労災になると領収書が出なくなることもあるので別でメモが必要。
なんだかんだありつつ、12月に完治。これで解決…というわけじゃない。今度は示談の為の準備。私の場合、自転車がぶつかった時に私だけが倒れてしまった状況だったので、相手には一切の損害がなかった。そうすると保険会社の示談代行サービスが使えない。もし相手に損害が無くても示談代行サービスが使える保険会社があるなら、そっちの方がいいかもしれない。何故なら、電話をかけまくることになるため。
相手方の保険会社から示談に必要だと言われたのは、
・レセプト(診療明細)開示
・第三者行為災害届のコピー←事故の最初に書いたやつ。人によってはうっかりコピーも取らず提出してるかもしれない。
また、このレセプト開示というやつがめちゃくちゃ厄介。まず、完治から2カ月ほど経過しないと出来上がってこない。また、労災に関する資料を書いてるのは労働基準監督署だが、レセプト開示を行うのは労働局。
まずレセプト開示を希望しますという書類「保有個人情報開示請求書」を書いて本人確認書類の写しを一緒に送る。収入印紙は郵便局で買う。レセプト開示が決まりましたという書類が来る。今度は開示方法を書いて送る。それでやっとレセプトが届く。何このめんどくささ。
何はともあれこれで相手方の保険会社に提出して、やっと示談金の算定に入ります。
結果的には、私の方から支払うものはありませんでした。私は怪我をし、相手にはいっさい怪我がない。精神的損害と、通院にかかった交通費を合わせて、過失割合で割って、支払われました。
とりあえずまぁ解決したからいいものの、私の場合電話がほぼほぼ使えないので、労働基準監督署と保険会社の間でどうなっているのかが直接聞けなかったし、労働局のレセプト開示についての書類もよく分からなかったのに問い合わせができなかった。
世の中の仕組みがもっとバリアフリーになることを祈らんばかりだ。
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