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トワツガイ最終節を迎えて(前編)

#ネタバレ注意

「トワツガイ」は、2023年2月にアプリ版のサービスを開始、2024年6月にサービスを終了。その後、公式が運営するファンサイト「トワツガイFans」でストーリー公開を続け、2025年1月1日についに最終節のメインストーリーを公開開始した。

あらすじ
黒い海が突如出現し、異形の存在「魔獣」やそれを使役する「災禍の魔女」の侵攻が始まった世界。いかなる軍事力も敵わず、退ける手立ては「トリ」と呼ばれる異能力を持った少女たち(とは言っても実年齢はかなり幅広く、22歳までいる)のみ。はじめに立ち上がったのはヒバリとセキレイ。2人はなんとか魔獣と魔女の侵攻を押しとどめ、仲間たちと人命救助に当たっていた。しかし、徐々に力を広げていく魔獣や魔女に、段々と仲間たちは倒れていった。2人の前にもついに強大な力を持つ敵が立ちはだかる。「特級イグニス」…そう仮称された敵の力を封じるため、ヒバリは駆けの一手に出る。「私が敵を押さえているから、私ごと貫け。」…セキレイはためらいながらも他に手が無いことからイグニスを撃つ。――こうして一時的ながらも、魔獣と魔女の侵攻は止まる。ヒバリは行方不明、セキレイは最後の戦いで負った傷からか、昏睡状態で、対策本部CAGE(ケージ)で眠りにつく。

そして、CAGEで1人の少女が目覚める。少女の名前は唐沢凜。記憶をなくし、コードネームの「カラス」を与えられて戦いの内に放り込まれることに戸惑いつつも、ペア相手のハクチョウと共に、カラスはこの世界の行く末を決める運命に巻き込まれていく…。

アプリ版は、ターン制のバトルを特徴とするゲームで、キャラの内緒話やチャット、ペアのもっと親密な形「ツガイ」の深い話も聞ける、というキャラクターの掘り下げが魅力的だった。しかし、課金を促そうとする運営のてこ入れがことごとく裏目に出て、二回の舞台化、朗読劇・コンサートを開催するもゲーム人口は減少の一途をたどり、サービス終了となった。

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hanasoraen
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