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介護疲れを諦めない

「レスパイトケア」という言葉を知っているだろうか?主に、在宅介護を行っている人の休息のために、介護サービスを活用することで、ショートステイやヘルパーを呼ぶことなどがある。

日本は超高齢社会になった。高齢者が人口の約20パーセントを占める。老老介護、つまり高齢者が高齢者を介護するということも大して珍しくなくなってしまった。だが、これには大きなリスクがある。それが介護疲れによる共倒れだ。なんらかの不調を抱えていても、「仕方ない」「介護されている方が大変」などの理由で自分からは言い出せず、気付いた時には手遅れになっている。結果として介護している方も介護されている方も体調を崩してしまう事態となる。

そもそも、今まで家を空けていたような家族が常にいるような事態、また、今まで何でも自分で出来ていたことが急にできなくなるような事態に直面し続けることは、当たり前に負担がかかっている。助けを求めることは恥ずかしいことではない。一時的に介護をショートステイなどで肩代わりしてもらうことで、少しでもお互いが長生きできるサービスを積極的に利用したい。


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hanasoraen
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