日常の中に非現実を取り入れる
どううまく脳を騙すか。そういう話だ。
今現在、私は少しずつ自分を取り戻しつつある。あの忌まわしい日々は何だったのだろうと思う。呪いというか、洗脳というか、長期間悪い思い込みをさせられるような環境下で、ノイローゼだったのだと思う。やっぱり
自分に悪い意味で長期間、私という人を侵害するような人間とは離れるべきなんだ。ということがわかってきた。
人それぞれパターンは違うのだけど、私の場合は
家族の中で、私が知識を超えようとしたら、暴言暴力が発動する。という、ほんとうに訳がわからないやつだった。しかも、それを外部に話したところで
外面が良いため、誰にも信じてもらえない。という毎日泣くしかない日々が
50年続いた。何度か本来の自分を取り戻す機会はあったのだけど
婚姻して、いなくなった人が人数を増やして
『私たちがここに住めないのはおまえのせいだ。人のことを弄んで楽しいか。今後おまえはきょうだいでもなんでもない』というような内容の絶縁状が届き、泣きながら、働ける状態ではなかったのに、実家を後にし、人のしあわせを願うしかない選択をせざるを得ない状態にさせられたり
この人ステキだな。と思う人ができても
『私は人をしあわせにすることができない。ステキな人にはしあわせになってほしい。したがって、私はステキな人のパートナーに相応しくない。だいたい私の子どもを出産できないという残酷な話を整骨院のスタッフから聞いている。きっと、結婚ということになったら、子どもができないことでどれだけいじめられるかわかったもんじゃないし、ステキな人には子どもがいる家庭を築いてほしい。自分は身を引くべきだ』
人生は残酷しかなかった。しかし、呪いが少しずつ少しずつ解けつつある。チョコレートのようにカチカチの概念がドロドロ解けはじめたのだ。
祖父は国家公務員で差別的な人間であった。ここは崩れようがない。これだけなんだ。
父は国家公務員じゃない。だいたい公務員じゃない。税金で食っている側じゃない。ただの
くそじじいで。
自分以外の家族が賢くなることが気に入らないので、パソコンと家庭用コピー機を独占して触らせない他に、家族にパソコンを買ってくれるようなこともなく、私は生活費を入れることの強要の他に、謎すぎる結婚資金費を家に入れる。というよくわからない集金があり、当時デスクトップ型のMacintoshを買うところまではできたのだが、そこまでだった。とてもパソコンを習うところまでのお金をつくることができなかった。父だけがパソコンと家庭用コピー機を使える状態だったのだが、突然10年くらい前だったか、コピー機の使い方覚えろ。と、母と私にコピー機の使い方をレクチャーしたところで、母はもう覚えられない。説明書、渡せよ。そして、近年、いまさら
Windowsを覚えろ。と。。。無理。いろいろダメ。。。もうスマホ派に完全になっちゃったから、いろいろ無理。。。
ばーか!と、思えてきた。
第一子も、国家公務員じゃないし、公務員じゃないし、平民だ。。。特別才能があるわけじゃないし、偏差値が高かったのは事実だけど、それも結局
投資してくれる親がいないと活かせない。うちは投資してくれない親だった。まぁ、不幸だったと思う。だから
無条件で、暴言暴力を私が年下だというだけで受けていたのだけど
よくも結婚した後も、いじめてくれたな。
クソが!意地悪じゃない。目下の者に
あまったれてんじゃねえよ!
家族増やして、人に恐怖を与えて
顔もまったくたいしたことないし。。。
天才みたいに吹っ切れてるかしこは、実は大学受験以外のお金があんまり掛からなかった。。。という話を聞いて。うちの第一子って、ほんとうは
たいしたことないやつだったんだな。みたいにわかったのだ。
天才は大学入学後、ずっと成績上位者だったため、学費がなかった他に、安い住居に住んでいたり、ごはんもそんなに食べないし、グルメでもないし、そういうので、「私はそんなにお金が掛かるような学生生活はしていなかったです」という話で、その話がなんかしっくりきたのだ。大学院卒業後も天才はやっぱりお金がそんなに掛からないのに、勉強できるような環境下にいたようで。
やっぱり父が私が知識人やお金持ちと親しくなると「その人と付き合うのはやめろ」と付き合いを断つようにしたのは
支配欲だったのだと思う。私が自分を越えるのが気に入らない。それだけだったのだと思う。
酷い話だ。
いちばん苦しかったことは、お金の呪いで
「無駄金を使うのは罪悪である」と長期間植え付けられたことだ。必要なものでも、支払をしたり、購入すると、ものすごい罪悪感に包まれるのだ。まるで首吊りを決意するような気持ちになるんだ。私は
ギャンブル以外の支払は無駄とはいえない。
と、思うようになったのだ。それがわかるまで50年だ。これが呪いや洗脳ではなかったら、なんなんだ。呪いでしかないし、洗脳でしかない。それがわかったのは
長期間治療しなければ治らない病気になったからだ。痛くて体が動けないやつ。そして、次々と病はやってくる。それに次々対応していかなければならない。お金は掛かる。私が「保険に今からでも入った方がいいかもしれない」と、体調不良を訴えたのに母は笑っていた。しかし
ほんとうに医療に次々お金が掛かることになっていっている。やっぱり、私は正しかった。しかし、私のうちでは私の意見は通ることがない。
今、私は、次々と発生する医療を受けながら、なんとか脳を騙しはじめている。
医療を受ける町に来ると、ホテルでケーキセットを食べるようにしていた。その他に最近その町でヘアカットもするようになった。都市計画がきちんと行われているところで、たいてい最新が導入されている不思議な町なんだけど、なんといっても、この町の強みはメディカルタウン計画ができているところだと思う。たいていの医療を受けるには、この町では高確率でバスに乗らなければならない。だけど、バスの本数は多いし、最初はわからなくても、一度わかれば、バス代や交通費が掛かっても
良い医療が受けられる。ということがどうやら
ツーリストの方々にも伝わっているらしく。。。
私が去年人間ドックを受けた時(高かった。。。)、明らかに日本人ではないおじさんと若者2人(合計男3人)が
人間ドックを受けていた。。。彼等にとっては安いのかもしれない。。。
私はこの町のホテルでケーキセットを食べる他に、宿泊したこともある。また宿泊したい。けして、無理な金額じゃないんだ。
またこのホテルに泊まるんだ。
どういう経由でこのホテルに宿泊するかはわからないのだけど、私はまたこのホテルに宿泊することになる。ステキな出来事がある。
うん、私にとっては
ホテルに入ることも敷居が高く、なかなか勇気のいることだったし、ケーキセットを食べることもなかなかの勇気だった。
ずっと、そういうステキなものやキラキラしている空間って
お金が掛かることだから、自分みたいな日陰者には不似合いだ。という残念というか、悲しすぎな固定概念の植え付けから逃れることって
どれだけたいへんか?というのは、普通の人や愛されて育った人にはわからない。と思う。
やっとわかったんだ。私は借金ないし、家族で借金していないし、もう大丈夫なんだ。というのが、貧困生活が長すぎて、わからなくなってしまっていた。
完全に人の手が必要なやつだった。医療というより知識を私が持たなければならない感じだったように思う。
父や第一子は私は越えることができる。と、思ってる。なんで越えるかは、今はわからないけど、かんたんに越えられる。
祖父だ。死んでるやつって、なかなか厄介で。昔の話を聞くと、この家系は『出てしまう』家系だという話は聞いていて。医療的にもそういうのはあるらしいのだけど、それを越えればいいだけの話だ。
伯父という人がいた。TOGAWA macotoという人だ。その人はかしこだったがノイローゼになってしまった。というネガティブな情報しか私は知らない状態で。私はこの伯父に会ったことがなく、父から長期間「おまえは顔がmacotoに似ているから
将来は頭がおかしくなるんだ」と
酷いことを言われ続けた。これは私だけにかけられた長期間の呪いで、第一子にはかけられていなく、その光景を第一子はいつも傍らで見ていた。私だけがその見えなくて知らなくてわからない恐怖の中にいた。
真っ黒だった。
しかし、近所のおじさんがTOGAWA macotoのことを教えてくれた。
「macoちゃんはなんでもできて。とにかく賢い人で。空手ができて。型を教えてくれて。その他に囲碁と将棋が強くて。なんでもできる人。
自転車の後ろに反射板を取り付けるようになったのは
macoちゃんのアイデアで。たしか
特許はとっていたから、一時はずいぶん収入があったみたいだけど、もう特許も切れていると思うけど、
あれを思いついて、取り付けたのは
macoちゃんだよ」
なんですと。まったくネガティヴにする必要がない立派な伯父だったのだ。母経由で話が父に行くと
伯父は
空手も
囲碁も
将棋も
有段者で。。。すごい人だった。しかし、その有益な人のためになる特許まで思いついた人のネガティヴイメージだけを家族に植え付ける。って
酷いやつじゃん。いろいろドイヒーすぎる。。。
いろいろ便利になり、生活様式も変わっていくけど、風を切るような乗り物の後ろに反射板を取り付けて、夜道の事故が多少減る。というアイデアだけはこれからも続いていくことだと思う。
だんだん解けていく。
ずっと虐げられてきた現実はほんとうは
本来なら私には必要のない物事だった。