郵便というオールドスタイルがすきだ。
子どもの頃、切手シールというものがあった。
おそらくは、サンリオさんから発売されていたんじゃないか?と思われる。あれはなかなか可愛かった。今もあるかもしれないです。
私の家は、経済的な厳しさからなのか、基本的に子どもに与える家ではなかったので、それは当然のように電話にも転化されて、若い時間の貴重さよりも、金銭的な貴重さが当然のように優遇され、長電話をすることは許されませんでした。時代は高度経済成長からバブル景気になっていて、国内ブランドが次々と立ち上がり、ブラウスやシャツの値段が国内ブランド品だと1万5千円から2万円のものが普通になり、私のような大型スーパーマーケットで育った子どもは0ひとつ足りない2千円以内で買える服しか手に入れることができず、なんだかもの寂しい思いをしましたが
今は、それで良かったと思える。それは
バブル景気の金銭感覚を受け付けられてしまった当時の10代は現在40〜50代後半になっているはずなのですが、特に55〜60歳に現在なっている人がいちばん強くバブル景気の金銭感覚の影響を受けているはずで。理由は生まれてから30歳まで、0ひとつ多いのが普通の状態で育っているために
金銭感覚がおかしい人が一部に存在する。
お金の苦労が30代半ばくらいからなので、足るを知ることができない人が一部に存在する。しかも、その子どもが現在、20〜30歳前くらいにあたるはずなので
現在報道されているホストとその太客の若い女性の年齢とだいたい重なってしまう。
。。。間違えているかもしれませんが、報道されているホストの売掛金問題は当然ずるいことなんですが、
ホストの親と太客の若い女性の親の中に、金銭感覚がバブル景気のままでまずいことになっている人はいるかもしれないです。だから、ホストを叩いて終わり!とか、そんな
簡単な話ではないと思っています。
贅沢が止まらない身内がいる。そのせいで、借金が止まらない。という若い人がいるかもしれません。
電話の話だ。周りは当然のように10代の長電話は普通。という感覚でしたが、私の家では、はじめはそんなに厳しくなかったように思いました。時代はまだ黒電話が主流で、ケータイもPHSもスマホもありません。だから、普通に長電話なんですが、
うちから電話を掛けることができなくされました。
当時は電電公社という後にNTTという名前になる電波系会社のサービスとして、電話を受けることができるが、掛けることができなくする。というサービスが存在していて。それをされて。地獄ですね。
だから、手紙。
一択しかないんです。
人に何か伝えたければ、手紙。それしか方法がない。よく映画とかで死にそうで「もう最後みたいだから、白状するよ。すきだ」みたいなのがあるじゃないですか。それで死んで、彼女が「なんで、もっと早く言ってくれなかったの?今更なにもできないじゃない!私だって。。。」みたいなのがあるじゃないですか。無理す。できない。当時できたのは
毎日が遺言状ー!ちーん!
みたいなもので。思いは電話で話せない。方法が手紙かはがきしかない。
当時から書いてましたね。手紙。
そんな生活の中で輝くものがあった。
それはレターセットと、記念切手でした。
小学生の頃に切手シールを選んで貼っていたように、ティーンの私は記念切手を買っていました。郵便局だったり、酒屋さんだったり。当時酒屋さんは記念切手のバラ売りをしてくれて、私にはありがたい存在でした。ティーンはバイトをしてない限り、記念切手をシート買いするのはなかなかハードルが高いことでした。
そして、現在。
世の中の主流は、出会い系アプリ内やLINEのようなアプリ内で、メッセージのやりとりができるようになりました。facebookに至っては世界中の人とメッセージのやりとりができますし、翻訳もAIさんがしてくれます。
。。。HANASHIMAさんは手紙です。21世紀に19世紀くらいのノリです。かろうじて、noteとamazon reviewとかしてますが
基本、手紙です。現在も手書きで文通しています。
もちろん、かわいい切手を貼って。
もう、100円均一でレターセットを買って、シール切手の発売予定を見て、かわいい切手シートが発売されるのなら、
切手シートを買いに行く。という感じです。
そして、手紙を書いて、切手を貼ったら
ポストまで、手紙を出しに行かないといけないんですねぇ。
このウーバーイーツを頼む人たちとはかけ離れた生活が案外
フレイルにならないようないい運動だったりして!考えて、指を動かすこともすごく大事なことだし、何よりも
歩けることが相当ないいことだと、早いうちにわかっていた方がいいよ!
あと、いつも威張っているような人で、自分で何もしないタイプの自己肯定感が高い人は
字が書けなくなるのが早いよ!
だから、案外、立ち回れる人の方が最期の最後まで動ける。と、思ってる。
自分に自信がない。それはまったく
悪いことじゃない。
自分に自信がないから、思いやりがあり、気づかいができる。
それは私は
ありがたいひとだと思ってる。
thank you!