お金を掛けていい部分なんだ

先程まで、医療費が半端じゃないことに悩んでいた。整形外科に行ったことが過去に一度しかなく、痛みという自分ではどうにもできないことに対して、こんなに出費が!という気持ちだった。のだが

突然考え方が変わった。私のからだの代わりはない。ということだ。

ガラスのように、割れたら、別のガラス製品に変えるとか、割れたガラスを溶かして、またガラス製品をつくる。というようには人体はできていない。

このからだしかないんだ。だから、メンテナンスに今、お金を使っていいんだ。という気持ちになれた。

最近いわゆる豊かな人と呼んでいいレベルの人たちと関わりがあるのだけど、その人たちには共通した特徴があり

質のいい食べものと
病気になりはじめの医療に出資する。というものだ。

私のうちと真逆なのだ。食べものなんて残らないからどうでもいい。というのと、我慢すれば医療費をコストカットできると

本気で思っているのだ。

結果として、食べものとか食べ方に差があると、人生後半戦で戦えないからだになってしまうし、子どもの頃の医療費コストカットの結果としては

何日も学校を休めたのはただしあわせ!ではあったのだが、わからない勉強は更にわからないことになっていた!

坐骨神経痛、ヘルニアだったわけだけど、昔20代の時に実は重労働で腰をやってしまったことがある。その時は最初は整骨院へ行っていたのだが、母から『無駄金』とはじまったため、整骨院へ行くことをやめてしまった私は

感覚が戻るまで、寝て暮らし、何もできない。という状態だったため、それは私のからだだから、私しか体調というのはわからず、すぐに『働かないのはいけないこと』という矢面に立たされることになった。あの時は、治すには医療に助けを求めたのに、コストカットされたので、表に見えない臓器が安定するまで動けない。というのは正解!だったと思う。

豊かな人たちが言うことは、長いスパンで見ると正解で。怪我や病気に対して早く叩いてしまえば、長引かない。という考え方だ。

どう我慢しても
どう頑張っても
私のからだは、このからだしかないのだ。
だから、今医療費を掛けて治す。に罪悪感を覚える必要は

ない!

ふと、子どもの頃のことを思った。公立とは不思議なところで

親というパトロンが子どもに
お金を掛けるか
掛けないかが
とてもわかりやすかった。変な話ではあるのだけど、あんまり豊かではなくても自分の子がかわいいとか、外見的な差別から逃れるためにそこそこ子どもにお金を使うということもあった。

その中で私はアレな方だったわけだけど、着飾っていても、すべてにお金を投入できるか?というと、どこか中途半端な感じになる場合がある。

残念な話だが、私のうちでは『誕生日プレゼントの誘導』というのがあって。事前に「誕生日プレゼントは実用品しか認めない」と言われていた。だから、いつも靴を買ってもらっていた。それでも

生きている世界そのものが小さな世界なので、スーパーマーケットに売っている3,000円くらいの靴で。だから、自分で買えるものは漫画本と実用性しかない文房具くらいでした。ただ私はそれでも

しあわせな方だったかもしれないです。
彼女の足を見るまでは。

ある女の子がいて。学校では普通なんだけど、私服が派手な子がいて。彼女、服買ってもらえるし、服が好きなんだな。と思っていて。健康診断の体重測定って、裸足で。その時にその洋服好きな子の足の指がすべて詰まっていた。曲がっていて。なにか我慢したのだと思います。靴が纏足みたいになってしまったのだと思います。あの子はあの足の指をすべて矯正かけたのかな。。。と今でも思います。靴の我慢をしたら、たいへんな医療費発生で。

なんていうか
上を見ればかぎりなく
下を見てもかぎりないわけです。

その中で、人並み以下と判断されたとしても、やっぱり医療費と税金からは逃げられないと思っているんです。

自己満足で散財するのも否定できないのですが

保険医療費に罪悪感を持つことをいい加減に

やめよう!と思うのでした。

生きていくだけで、たいへんで。
服は大概セール品だし、文房具はだいたい100円均一だし

からだを壊してからステキホテルに泊まるまで、学校行事以外で施設で宿泊することもなかったし

よく『自分へのご褒美』に対していろいろ言う人がいるけど

「だったら、おまえが買ってやれよ」と思うことがほとんどだし

ストイックは大概自爆するものだと思っているから

「おまえの代わりはいくらでもいるんだよ!」

そうだよ。あなたにとってね。あなたにとってはそうでしょう。

でもね、私には

私しか味方をしてあげられる人間がいない。
私は私のことが嫌い。だから、私は私の悲しみと共に生きてる。私は私が嫌いなことを知っているから

最大な味方なんだと思ってる。

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