よく似た体質の人のこと

よく似た体質の人の話だ。

よく似た体質の人の所属先が、私のうちの近所で、実はうちの父親がそこで定年まで働いていた。。。だから、もしかすると、うちの父親、私とよく似た体質の人の顔くらいは知っているかもしれないという。。。

コロナウイルスが蔓延して、外出の不自由や私自身に現在の環境が『相当心理的負荷が掛かる状態』にあり、二重苦状態の上に、突然、目と耳が痛くなるという不運が発生した。その時はまだ病名がなんともいえない状態で、眼科では酷い結膜炎状態とのことで、後遺症の話まで出るほど、目のコンディションは酷かった。耳鼻科は『様子を観る』の一点張りで、はっきりいって『コロナウイルスにビビってる感』があった。耳鼻科へ行く度に聴覚検査だけで帰らされた。目も耳もずっと痛い。

苦痛が複数あると、少しだけでも現実から逃げたくなる。だから、公民館の市民講座へ行った。

ただ、私が行った植物の市民講座、10年前からずっとやっていたことは、知らなかった。

植物は好き。はじめてのアルバイトも花屋だったし、うちでは私は『水撒きをして、洗濯物を取り込むこと』をやらされていたから、案外植物は身近な存在なのだ。しかし、私に「あなたは植物が好きなようですね。私も花とか好きなんですよ」と言ったところで

「そうなんですね。。。」

と、話を終わらせるという。。。

私の友だちからすると、相当おもしろいらしい。まぁ、いいや。

私と似た体質の人は、ガチの植物の専門家で、知識だけではなく、植物の手入れまでしている。それでもって

ファンがいるようだ。。。市民講座は諸事情があり、その場所では、私は半年しか学ぶことができなかったのだが、その半年間だけでも、その人のファンが

3人は来た。。。

半年で3人だから、もしかすると1年居たら6人来た?のか?そうすると、10年で60人?なのか?ダメだ。くだらなすぎる。。。

その人を『先生』と呼ぶことにする。『先生』は、ある専門誌によく登場していたらしい。それで、その専門誌の読者が、先生が市民講座を行っていることをどこかで知って(ネットすごいね!)、公民館に来ていたらしい。つまり、

植物が好きなわけじゃなくて、先生が好きなの!

わりと、めんどくさいやつだ。

もうね、『ガールズ』がいるわけだ。専門誌で有名人の『先生』のことが好きな人が来るわけだ。それで、植物が好きな私が、なんか醒めるんだな。もう、植物好きでもなんでもない。ファンが来てるんじゃん。。。と、なる。

ちなみに、その専門誌は植物の専門誌ではないのだが、自然というネイチャー系の専門誌で、その趣味の人しか読まない本である。私もその専門誌は知っているが

読んだこと、ないんですけど。。。というやつだ。

私の誕生日の翌日に生まれた女の子がいるのだが、彼女がネイチャー系の自然大好きだった子だったから、私はなんとなく『先生』を見ると、ネイチャー系の彼女のことを思い出すのだ。今、元気でいるだろうか。しあわせでいるか、と。

ただ、ネイチャー系の彼女が『先生』を見たら、やっぱり

「専門誌の『先生』ですか?専門誌、読んでました!」と

なるんだろうな。。。と、公民館でのファンの人たちを見ていたから、当然だよな、と。

あぁ、専門誌をたまたま読んでなくて、よかった。

誰に対しても

フラットな私でいられる。

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