「助けて!」と呼んでいたのは、自分だった。

近年、死ぬんじゃないか。と思うようなことがあった。信じられないような毒の盛られ方をした。

それから、やたらと子どもの頃のどうしようもなく救いがない不遇な時間のことを思い出し、現実として苦しくなったりした。

もう毒を盛られたことによる苦しみか
精神的に追い詰められたことを思い出したことによる苦しみか

判断がつかないレベルだった。

現実として、不遇な時間は27歳まで続いた。長すぎる悪夢の時間だった。

名前をつけるならば
『貧乏病』だ。

具体的に何だったのか。ということだけど
『親が子どもに『カネがもったいないから』投資をしない』それだけだったのだけど、最初に『親族になった男に建築詐欺のようなものに遭う』という不幸も現実として発生していた事実もあったのだけど

父親の『自己投資』が止まらず、

近隣住民は『お金持ちの家』と思い込み
クラスでは『貧乏人』だと思い込まれ

近隣住民の考えのギャップや
クラスでの扱いの雑さに

思い悩んでいた他に、子どもが抱えるにはあまりにも高いストレス値から、『きょうだい喧嘩とはいえないきょうだい喧嘩(年上の方がえらいとかいう理由からサンドバッグ状態)』が毎日続いた。ということも発生していた。

これが『悪いアファメーション』だったのだ。

常に私は醜い女でなければいけない。
頭は悪くなければいけない。
平等を決めるのは第一子で、それは

『私は素晴らしい人間だから、

 おまえは私より劣っていなければいけない。

 おまえが有利に立つことを

 赦さない』

というものだった。
まるで、ママ友とかいう人たちみたいだ。
ファミレスとかいると、だいたい悪口言ってるじゃないですか。他人でも聞こえると、悪口言ってるわ!というレベルの話。絶対「2244は買いっすよね?」とか言ってない。

家でも、学校でも
はじめは助けを求めていた。

その応対は
「笑っていなさい」とか
「そのくらいのことで」とか、恐ろしいもので。笑えないことが発生していて、そのくらいのことはエスカレートしていくのだ。わからないのだ。

挙げ句の果てに「ばかのくせに笑うな」という恐ろしいことも言われ

無口の他にも
笑えなくなっていった。

「たすけて、たすけて」溺れていた。
人の醜い言葉の海に溺れていた。助けて。助けて。

私は家族やクラスメイトとか先生に「たすけて」と何かしらの救助を求めていた。のだと思っていた。ほんとうに現実的に『誰か』の助けを私は求めているのだと

自分で思い込んでいたのだ。

それは『私は私に「たすけて、たすけて」と言っていた』のだと思う。

「たすけて、たすけて」
『あのくそばばあに必要なものを買わせて、人並みにさせてよ』

「たすけて、たすけて」
『あの頭のおかしいくそじじいの口をふさいで、もうこれ以上、汚い言葉を聞きたくない』

「たすけて、たすけて」
『児童のくせに、やっていることは犯罪じゃないか。別に16歳じゃなくても、普通に箱に入れることができるじゃないか。消えろ』

「たすけて、たすけて」
『目の前にいるおまえは、きょうだい云々以前に『病気だ』。また『犠牲者が発生する』』

。。。たぶん、すべて『貧乏病だった』で済んでしまう話だった。と思う。いちばんまずかったのは『子どもにカネ掛けるのもったいない』というアレはあったのだけど

大人になってから、じぶんちの経済状況をはじめて知り「自分の家はお金持ちだと勘違いしていた。。。」という話は近年いろいろ聞くけど、生活を確保できるなら、だいたい10年以内に『完済して普通の人レベルで生活できる』なら、なんとかなるんじゃないか。というのがある。

以前、人をばかにして生きていた人たちが、自分がとんでもなく間違っていた。ということに気づく。というのが、あちこちで発生してる。

私はほんとうは「たすけて、たすけて」と自分で言った時で救いがないとわかった時点で

だれかぶん殴るとか、すれば

評価は下がっても、何かしら『表に出る』ということはできたかもしれない。ただ、なんか同級生のお母さんがすごく優しかった記憶も案外、同級生のお母さんは実は普通で、うちの母がまったく実子に優しくないから、完全に感覚が麻痺していた。。。という可能性があったかも。。。と、最近ほんとうに思うようになってきた。

もったいないは『相当ヤバい』。
なぜなら、私は第一子と完全に関係が切れたのは27の時だったのだが、その人は私が21の時に結婚して、もう終わった。と安心したのだが、パートナーと子どもという『手下を増やしてIwill be bark!してきたー!』となり。。。

恐ろしい。としか言いようがない。その時に『なぜか全面的に私が悪者にされて、その一家がうちに入ってきた』のだが、

母が私にその人の服を「もったいないから着なさい」と着ることを強要され続け、24で結婚した人が22の頃に着ていた服を私が27になるまで、捨てることを

「もったいない」から赦してくれなかった。化繊は2年も着ればテカる。それを

7年も着させられたら、テッカテカ!で。

着ているのが恥ずかしいのに、捨てると拾われ。。。まぁ、そうなんですよ。もったいない。って

誰かが苦しんでいるんです。「もったいない」と言っている人が自分で着るとかする分にはいいんです。個人の自由なので。

強要はいろいろよくない。

私は私を見捨てて生きてきたと、毒を盛られて

はじめてわかったことかもしれない。

私、ごめん。
今、自分がいろいろ病院行って、はじめて自分が人のいいなりになって自分を見殺しにして生きてきた。ということがわかった。

顔に表情が出ないとか
人の顔色を伺うとか
見返りを求める人がすぐわかるとか
意地汚い人の判別が早いとか

自分を見殺しにしてきたから、培った技術で。自分を大切にしてきた人にはない能力で。

自分、ごめん。
これからは自分を気高い人のように扱うように努力するよ。

thank you!

いいなと思ったら応援しよう!