見出し画像

鶉籠(坊っちゃん、二百十日、草枕)

鶉籠うずらかご(坊っちゃん、二百十日、草枕)1907(明治40)
夏目漱石 1867〜1916

特選名著復刻全集 近代文学館

夏目漱石 40歳。

「鶉籠」
 ・坊っちゃん 1906
 ・二百十日 1906
 ・草枕 1907

どっしりと重さのあるゴージャスな本。しかもけっこう大きい。花柄が上品で優雅な感じです。

・・・

カバーをはずしてみたらとっても爽やかな若草色です。しかも両面に花柄模様の空押し加工(紙に圧力をかける方法)。

このままインテリアとして飾っておきたい

春陽堂さん。文字がアートのようになってきた

・・・

ワインレッドの文字と「坊っちゃん」丸に囲まれてハンコみたい

二百十日
草枕

夏目金之助(漱石)
発行所 春陽堂

この時代の名前には「〜助」が多いですね。私の先祖も「助」さん率高いです。なぜ流行ったのかな。

ところでこの本が出版された1907年1月、東京株式市場が大暴落。戦後不況が始まりました。原因は日露戦争(1904年2月〜1905年9月)での賠償金がとれなかったからだそうです😮