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萩原朔太郎 37歳。 可愛らしい詩集「ソライロノハナ」。 時が過ぎ、10年後に「青猫」が出版されました。 前回の素朴でほのぼのとした詩集とは違い、今回はしっかり製本されしかも上部はアンカットになってます。 ところでアンカット本ってやはり中身が気になるんですよね☺︎ あと、目次を見てみたら興味深いタイトルが並んでいて・・んー、なにやら独特な朔太郎の不思議ワールドが広がっているような気がするー。 著作者 萩原朔太郎 発行所 新潮社出版 ◎猫たちの表情がちょっとこわい
萩原朔太郎 27歳。詩人。 自筆歌集の「ソライロノハナ」。 和紙で綴じられている小さな素敵な本です。 ソライロノハナ 1913. 空色のリボン 紫の綴じ糸 ・・・白色の紙とのコントラストが美しい。 「空いろの花」 写真は朔太郎自身。利根川べりで撮影されたもの。 自叙傳(伝)。 薄紫色のマーブル模様紙が空想の世界へと導く。 優しさを感じる繊細な字体。 手づくり感にほっとする詩集。 みているだけで落ち着くセラピーのような本。 裏表紙の真ん中に、てんとう虫(幸運