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短所は長所その逆も然り
わたしは、セラピストとして活動を
はじめて、今年で17年、
メンタルトレーナーとして10年、
法人研修講師として15年が経ちました。
7~8年ほど前から、月1回
一年間を通して、メンタルトレーニングを
学んでいただくスクールを続けています。
スクールでは、毎月、テーマを変えて
その時々のテーマに沿ったメソッドを
ご提供しています。
今月のメンタルトレーニング講座は
短所は長所、観念は人生を創造する
というテーマのもと、
リフレーミングとビリーフチェンジを
ご提供しました。
毎年定番で行っている内容です。
リフレーミングは、
ひとつの資質に対して
短所を長所にひっくり返す手法!!
頑固=信念が強く最後までやり遂げる
おおざっぱ=おおらか
あきっぽい=新しい情報に敏感
上記は、ひとつの見方であり
100人いれば100通りの
表現でリフレーミングできると
思います~~~
わたしたちは、
ひとつの『枠』の中で
物事を見て、その見方に
疑問を持たずに過ごしてしまい
がちですが・・・
短所は長所なのであり
弱みは強みでもあります。
フレームを変える=見方を変える
オセロをひっくり返すような
見方をすることで、
思わぬ強みが発見できたりします。
個人的なお話になりますが
わたしは、声が心の奥まで届きやすい!と
よく言われます。
これは強みですが同時に
弱みでもあります。
こちらが何気なく言ったことが
相手の心の深い部分にまで
届いてしまうからです。
そんな素質からの失敗も
多々あります。
こちらはさっぱり覚えて
いなかったり、
サラッと流す程度の情報と
して、お伝えしたことが
相手の中にドーンと入り込み
混乱を招いたり落ち込む原因を
つくってしまったり・・・。
幾度となく、そんな失敗を
繰り返す中で・・・
人と話すことが怖くなった
時期がありました。
そんなとき信頼する人から
言われたのが
↓
↓
「あなたの場合、
一対一だと声や言葉のエネルギーが
強すぎるから、誤解を招きやすいし
トラブルの原因になりやすい。
一対多を対象に
相手の心に届けようとせずに
場に言葉を置いてくる。
そんなイメージで語りかけるのが
とても向いている」
↑
↑
こんなアドバイスをいただいてから
随分、楽になった体験があります。
マンツーマンのセラピー中心から
講師業を目指すきっかけになった
アドバイスでもあります。
一対多をメインに置くように
なってから、以前よりも
相手が望む結果を引き出しやすく
なりました。
短所が長所であるならば
長所は短所!!
持って生まれた資質・素質を
強みとして生かして使う
創意工夫こそが
セルフマネジメントの肝だなぁ
と感じます。
表裏一体の世界の中で
手腕が試されますね~~~~
だからこそ、おもしろくも
ありますね!!
強みこそ、個人に与えられた
資質の中の資質であり
宝の中の宝です。
その宝を生かすには、
生かせるだけの力量が求められます。
そこが、セルフマネジメントの醍醐味
でもありますね~~