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10.24 "私たちはそろっている"を見た

今日が待ち遠しかった。
大好きな先輩の公演。

"私たちはそろっている" モモンガ・コンプレックス @東京芸術劇場

楽しみにしていたとは言いながらも、実は私はモダンダンスを見るのが苦手。
何を表現しているのか分からなくて。
理解しようと必死にならないほうがいいんだろうな~と去年見て思った。

今回も劇場の席で首をひねりながら見ることになると思っていた。

東京芸術劇場に入る。地下に降りる。チケットを買う。シアターイーストに入る。パンフレットを手に取る。開く。

驚いた。

どうも座席に座って見るのではないらしい。回遊型。魚か?
大教室くらいの空間に、いくつかのエリアがあり、演者さんは一人一人そのエリアで歌い踊るらしい。観客は自分の足で、会場内を歩き回る。勿論立ったままでも座っててもいいんだけれど。

始まる前に、少し会場を見て回った。それぞれのエリアで作りが違う。既にセットだけで面白い。思ったより狭いので、動き回れるのか?と不思議になる。

始まった。音楽が不思議な感じで、どことなく不安になるような。そんなに大きな会場ではないので、反響している感じ。
いくつかお気に入りのポジションも見つけたけれど、ほとんど歩き回っていた。全部を一度に見られる場所はなくて、1つを見ていたら他のエリアの動きを見逃してしまう。臨場感が本当にすごい。近い。手を伸ばしたら(伸ばさないけど)触れてしまう。

立ったままの1時間。溶けました、一瞬。頭と心が揺さぶられるような、鳥肌が立つ感覚。素晴らしかったです。お気にの曲は『いつもの日』と『わたしたちはすごしている。』でした。もう一回見たいって思う。何回見ても、同じ見方は出来ないから。毎回毎回何かを見逃すから。

感動でした。先輩、お声かけありがとうございました。

たくさん本を読みます