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偏差値が高そうだなぁ、漫才業界
こんにちは、歯並びです。
いや〜1年ぶりに見たM1、やっぱり面白いですね!
(いやM1は年に1回しかないやないかーい)
どの組もゲラゲラ笑わせてもらいましたが、特に私が好きなのが令和ロマンとヤーレンズ。
ボケとツッコミの速度が心地いいんですよね。
とりわけ令和ロマンの、ビャンビャン麺の下りが大好きすぎる!!
…と思って、夫の方を見ると何やら不思議そうな顔。
ネタが終わった後に話しかけてみると、どうやらビャンビャン麺の意味が分からなかったそう。
確かにこんな漢字普段使わないし、知ってる方が珍しいですよね。
でも今のM1は、それをネタにして笑いを起こせる。
ということはつまり、漫才をしている側も見ている側もそれなりに教養があるということ…?
(ビャンビャン麺が教養かどうかは一旦置いておきます)
そう思ったのも束の間、次のヤーレンズが発した言葉が
「ゲーバラッ! あっ間違えた、チェッ!!」
というもの。
これには夫婦揃って大爆笑。
ただ、ゲバラを知ってる日本人って少ないんじゃ…?
これこそ教養が必要じゃないか…?
そんなことを思っている後に出てきた真空ジェシカは、そもそも出身大学が慶應のインテリ層。
会場を沸かせたバッテリィズも、バカさを売りにしてると言われてますが、前提として世界遺産や偉人の知識が必要になります。
だって本当に何も知らない人は、ガガーリンも分からないから置いてけぼりになりますよね?
そういう知識があってこそ、バッテリィズは楽しめるのです。
そういえば成人式の時に久しぶりに会った友人は、『プレゼン』という言葉を知りませんでした。
(明日は大学でプレゼンあってさ〜と言ったら、プレゼンって何?と返されました)
また、大学に通ってるということを言うと
「東大? 帝京平成大学?」
と、とんでもない並列を返されました。
彼女たちにとっては、『大学というのは頭のいい人が通うもの』という認識でしかなく、大学間にかなりの優劣があることを知らなかったのです。
なので悪意なく、聞き覚えのある名前を口にしているのです。
さて、話をM1に戻しますが、そんな人達が今のM1を見て楽しめるのでしょうか…?
もちろん、私の友人のような人達が日本の大多数を占めてるとは思わないのですが、半分近くいるんじゃないかと思うんですよね。
お笑いは国民全員のものではなく、一部のエリート層に向けられたものだと割り切れればいいのですが、なかなかそうも思えず…
かといって全員がわかるお笑いというのも難しく…
M1を見て笑いながらも、思想に耽る夜となりました。