30.ディズニーランドのようなカフェがやりたいのです。
2011年1月くらい。
こんにちわ。
都内はずれで2011年から小さな店をしております、ペコと申します。店を始めたきっかけやその後の怒涛の話しなど、いろいろ書いております。
とりあえず、カフェオープンまで。
2011年1月
物件を契約をしたら、わたしは満足してしまった。へんなチカラも冷や汗も抜けた。
が、やらねばならない。店を、、、!!
といいながら、わたしは自分の部屋ができたようで、楽しかった。わくわくした。
たぶん1番楽しかった時。
どんな店をつくろう?
やりたい店、というより目指したい部屋はなんだろう?
カフェ巡りしながら、本を見ながら、カフェ学校で学びながら、1番大好きをさがしていった。
カフェ学校の講義で知ったのは、カフェの歴史。
フランスの芸術家たちが集まり、お茶を飲みながら会話するのが始まり。
わたしは、イラストを描いたり創作したりしているので、そこがヒットしたのですね。
聞きながらキュンキュンした。
絵を描いたり、ものを作ったり。
わたし自身もそうだったし、そんなギャラリーもしたかったし、何より、そんな芸術仲間と集まりお茶する場所が、わたしがやりたい場所だ!
雰囲気もギャラリー、アトリエ。
フランスの片田舎にあるような、カラフルな色がいっぱいある小さなアトリエ。
北欧のよさも好きだけど、も少しごちゃってしていたり。
アジアンフレンチみたいな。
アンティークも好きだけど、古道具ではいけない。
自然の中にあるアリスのティールーム。
妄想は膨らみ夢の世界へ。
そう、わたしのワンダーランドができたら!
ギャラリーだけではだめ!
コミュニケーションがなくちゃ!
人が立ち止まらなくては!
その人たちが集まって会話しなければ!
佐藤初女さんから教わったこと。
ちゃぶ台でみんなでおにぎりを食べる意味。
和になり、繋がり、コミュニケーションするには、飲食が必要不可欠であること!
だからやはりカフェが必要なのだ。
カフェがやりたいのは3番目だけど。
みんなが集まる場所がつくりたい。
そして、完成しない変化する場所。
わたしはディズニーランドをつくりたい。
なあんて、思っていた。
お恥ずかしながら。
でもそれは本気。
そうそう。それからは。
内装や家具。
家具屋、アンティークショップ、古道具屋、リサイクルショップ、ネット検索は全国までいき、オークションとかガラクタ市とか古道具市なども探し続けた。
悩んで悩んで悩んだ。
テーブルを揃えることひとつが難しかった。
白で揃える?茶色で揃える?丸?四角?椅子は?
いざ選ぶとわからなくなった。
テーブルの足は一本がカフェ学校で聞いたカフェの主流だった。
まあ、売上やら配置やら使い勝手やら、なんだかんだしたら、当たり前。
だけど、イヤだー!
そんな店、楽しくない!
わたしはひねくれ者の女王なので、みんなと同じは嫌。
好きなものに囲まれたいの!
テーブルの高さと椅子の高さにも意味があり、そのバランスなども教わったけど、じつはバラバラで買ったから、それもかなり悩んだのだなー。
でもこの時期も最高に楽しかった!
しかし、歩いた。歩いた。歩いた。
歩き回った2カ月。
そしてわたしは足が上がらなくなった。
病院で、ドクターストップがかかり、しばらく歩くことを止められた。
けど、これは後悔してない。
だって、好きなことをして筋肉を痛めたんだからね。
ということで、オークションの米軍基地の椅子とか、アンティークショップのテーブルで塗り替えたりとか、雑貨屋のテーブルとか、ひとつ決めるのにも時間がかかって、今のテーブルや椅子は、まさに日本中から、集めていったのだったー!
長い、長すぎる、、、
ではまたね。
追伸
オープンしてすぐに、なんとケーブルテレビの取材があったのだけど。
「わくわくして、不思議で、夢の世界で、変化して、完成のない場所、ディズニーランドが目標です!」
と、当時のわたしは確かに夢を言い放っていた、、、。
いただいた録画CDは、未だ見れていない、、、。
恥ずかしいワ。
ではまた。
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