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資本主義クエスト 負ける人/勝つ人 (ポケモンマスターになってFIREするための「必須メンタリティ」の鍛え方)| #週刊まずモテ 42号

 ハナです、「お金の連載」第6回。(毎週日曜日更新)

 この連載に一貫するテーマをかんたんに復習すると、

・我々が生きているこの世界は、「資本主義クエスト」の世界である


・これは、「なにかの価値」をお互いに交換しあうことによって成り立つ世界。実際我々は、自分のお金を使って、食品やモノやサービスという「価値」を買っている


・でもちょっと待って。俺たちお金持ってるけど、一体いつ「価値」を提供したんだ…?これを自覚している人は少ない


・その答えは、「週5で9時間働く」という価値を提供しているってこと!つまり「労働力」を提供しているのである!まぁ、それしか持ってないからね


・だーかーら、週5で9時間(+その準備時間)、物理的に体が拘束されていてツライんだ!


・でも逆に言うと、単純な話で、「労働力」以外の価値をこの世界に持ち込めば、カラダの物理的な拘束が解除されるのではないか?そんな「価値」がほしいぞ


その「価値」を「ポケモン」と呼ぶことにした。そしてポケモンを集めて、自分の代わりに戦ってもらえば良いのだ!


・そうすると、自分の体は開放されるし、ポケモンの数を増やせばお金持ちになることもできる!それこそが自由。つまり、憧れていたポケモンマスターだ。

 ということになる。

 「ポケモン」というのは、自分の代わりに戦ってくれる『価値』を例えてそう読んでいるものであるが、これがなかなかどうして、わかりやすい例えである!

 たとえば、色々なタイプがいるという点。

・じめんタイプ(不動産投資)
・みずタイプ(裏垢男子/女子のコンテンツw)
・くさタイプ(農業製品)
・ノーマルタイプ(KindleやBrainなど)
・ひこうタイプ(海外空輸のAmazon物販)

 どのタイプを選んで一緒に戦っていくのかというのは、「そんなの ひとの かって」というやつだ。

 自分の捕まえられるポケモン、そして好きなポケモンから選んでいけばいい、そんな自由があるというところも、重要な資本主義クエストの本質である。


 またたとえば、ポケモンを捕まえるには「モンスターボール」を買って、投げて外したりもしながらも、投げ続けなければならないという点も、言い得て妙じゃないかと。

 だってかなりの初期投資もいるし、多少のギャンブル性もはらむ。(だからおもしろいんだけどね)

 モンスターボールは、小さい額から始めることもできるが(たとえば10万円でPC買う→BrainやYoutubeでもやってみる)、それだとなかなか、大きな勝負はできない。

 せいぜいキャタピー、コラッタクラスだ。

 一方、大きい額になればなるほど、ハイパーボール級、マスターボール級のデカい見返りがもらえるというところも、なんだかゲームの世界と共通する。
(1億円持っていれば→10億円の23区のビル買えちゃってスゴイよ、等)

 とはいえ、だれもがキャタピーやコラッタからスタートして、10年くらいかけて伝説のポケモンを捕まえに行くというのは、言い訳できない共通のルールである。


 またたとえば、「オーキド博士のお墨付き」が必要という点も、絶妙なたとえになっている。

 それはつまり、個人事業主の開業届とか、法人の設立届というように、公的機関からの認証も必要になるということ。(まぁ、年20万以上稼げるようになって以降の話だけどね。いずれ説明します)


 またたとえば、「ポケモン図鑑」に全ての成果が現れるという点。

 これはなにを例えていると思う、、、?


 正解は、

 法人決算書(個人なら確定申告書)のことだ。

 全てのポケモン成果が「ずかん」に残っていくように、すべての資本主義クエストにおける成果は、決算書に記されていく。

 それをカッコよくしていくことが、もう本当に楽しい!


 そういうところまで、もうホンマに何から何までw、ポケモンに例えることができるし、これでかなりわかりやすくなる。

 ほら、憧れていたポケモンマスターになれる時が来たのだ!

 いま行動せずして、いつ行動するのか、ってこと。

 マジで楽しいよ。

 それをお伝えすることで、ともにいい人生にしようぜ?それがこの「お金の連載」で伝えたいことである。


 さて、今回の話に入る前に、前週の内容をさらっと触れておく。

 資本主義クエスト攻略に必要なスキルは、

①キャッシュフローを獲得できること
②コミュニケーション
③システム
④法律
⑤製品

 だ、とお伝えした。

 そして、それぞれの勉強方法、習得方法も伝えた。(※ぜひ復習しておいてほしい!)


 で、今回は、その流れを受けて「精神性(メンタリティ)」についてお話していこうと思う!

 「スキル」と「メンタリティ」。

 前週語った「スキル」というのは、これからのポケモンバトルを有利にすすめるためのもの。

 そういう武器は持っておいたほうがいいし、というか、ないと苦労することになるから、遅かれ早かれ(否が応でも)身につけるべきものだ。

 一方で、「そもそもポケモンバトルをしようと思える勇気」とか、「マサラタウンから一歩踏み出す気概」みたいなものは、スキル以上に重要である!

 つまり、メンタリティ。

 今日のテーマは、これだ。

 スキルが両手なら、メンタリティは両足にあたる。

 いい旅をするためには、いくら両手が磨かれていようと、その手前に両の足でしっかり歩いていく必要があるのだから、今日の話はとても重要である。

 まあ、両手と両足のような関係性とはいいつつ、今日の話(両足の話)を読むだけでも、かなり掴めるものはあるように設計しているから、安心してほしい。

 どっちが大事?と言われたら、、、

 そりゃ、徒手空拳であっても、ちゃんと歩くことのほうが大事だ。

 だから、両足、つまりメンタリティのほうが大事。

 またもし、あなたが今号ではじめてこの連載を読むのであれば、余裕があればで構わないから、前号(41号)も合わせて読んで頂くと、より理解が深まるだろう!


 きょうハナが語る「メンタリティ」については、実は「ネジ外れた系の成功者」の口から語られることはない・・・笑

 簡単に言うと、世の中に発売されているようなビジネス本、自己啓発本には、今日の話は載っていない。

 なぜなら、自己啓発本を書くような彼らは、「は?いいからやれよ。死ぬこと以外かすり傷だろうが」っていう価値観だから。

 まぁ確かに、彼らの言ってることはごもっともで、「とにかくやれ」ば、必ず前には進むのだから、いまよりは確実にいい未来が来る。


 だーけーど、、、


 ふつうに、かすり傷も痛くね???笑

 というように、ハナはかすり傷もしたくないタイプ。

 事実、不動産や印税業、物販など自分の「ポケモン」を多数持っているが、まだまだサラリーマンとして会社員もやっている。笑

 自由は謳歌しているけれど、完全フリーダム!となるのは、なんだか違う気がしていて、最後のその一歩を未だに踏み出していない、そんな性格。

 このように、自分自身がビビリながらコツコツ進めるタイプであるから、ぶち抜けた成功者のような発言はできない。

 その代わりに、、、多くの小市民に寄り添う教えをすることができると思う!


 そもそも自分自身、そんなに大したメンタリティを持って生きてこなかった。

 中高生時代は、どこでもいる、ニキビでガリヒョロメガネの、オタク童貞だった(マジで)。

 でも、Kindle書籍「まずモテ」でも語ったように、20歳のときに「モテたい!」をきっかけにメンタリティをガラッと入れ替えた。

 そして、モテたい!と思ったときに使えたメンタリティは、資本主義クエストでもそのまま使えるということは、30代なかばを迎える今となって、身を持って実感している。

 それらをできるだけわかりやすく、かつ「今日から鍛えられるように」ということを考えて実践的にお伝えしていくから、楽しんでもらえたらと思う!

 それではいこう!


1)効率か、平等か?

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 コロナの世になって久しいが、あなたは在宅勤務をしているだろうか?それとも、出社だろうか。

 最近、こんなニュースを見た。

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※画像:日経新聞より

 多くの企業で「テレワーク推進」の方針がとられているが、今年8月頃からホンダや楽天は「原則出社」に変更になったとのこと。

 原則出社かあ・・・。

 いや、在宅勤務というのは労働者にとって本当に快適なもの。

 また自分自身、在宅勤務を実践しながらにして感じているのは、仕事の効率は、わるくなるどころか「むしろ良くなる」ということ。

 だって、通勤や準備にまつわるストレスがなく、それに伴って睡眠時間も単純増加するから、当たり前といえば当たり前なのだ。

 これは、在宅勤務経験者が、ほぼ確実に感じたであろう実感のはず。


 ここで、ホンダという日本が誇る超大企業が、「原則出社」にした背景を、あなたはどのように推察するだろうか?

 ホンダは「ワイワイガヤガヤ」などといって、現場で語り合いながら物事を進めよう!みたいな文化であるから、出社というのは、たしかにその目的もあるかもしれない。

 でも、私が思うに、、、

 本質は、そうじゃないだろうと確信している!


これは、工場労働者や、職場が工場であるエンジニアなどの職務において、絶対に出社が前提となる人達がいるということ。

 そして、彼らは変わらない働き方でしんどいままなのに、給料は同じという不公平感があるということ。

 その人達との、平等を重視した施策として、「死ぬときは一緒だよ!」で原則出社にした、ということ!

 こういう背景があるはずだ、と私は推察する。

 つまり、「全員共倒れ」を選んだのだ!


 こういう判断について、あなたはどう思うだろうか?

 「ふむふむ、たしかに平等は大事だ。出社が強制されている側の人たちの気持ちもわかる。」

 と思っただろうか。

 それとも、

 「工場は仕方ないとしても、できる人だけでも、テレワーク推進すりゃいいじゃん。労働者にとって明らかに効率がいいんだし。それって会社にとってもいいんじゃないの?」

 と思っただろうか。


 と、、、問いかけながらではあるが、

 賢明なあなたは、答えがわかっているはず。

 そう、資本主義クエストにおいて勝てる人、というのは、基本的に後者だ。

 つまり、平等だとか、不公平感の解消といったものではなくて、冷静に、合理的に、「効率」を追求できるメンタリティ。


 そして、ここが大事だが、もし自分が「工場に出社しなきゃいけない側」だったとしても、それを宣言できるメンタリティがほしい!!

 だって、次の異動でテレワークになれる可能性もあるわけだし。

 それとか、原則出社にすれば、どう考えても、転職や就職の人気度は地の果てまで堕ちるから、それは結果的に自分の仕事仲間の質がどんどん下がっていくわけだし。

 そういうことを、理性的に考えてほしいのだ。


 往々にして、「平等」とか「不公平感の解消」に関心がある人は、いま「平均以下」にいる。

 「平等」を語ることで、努力せず「平均」の位置まで押し上げてもらうことのほうが、自分が頑張るよりコスパがいい、なーんて無意識に思ってしまっているのだ。

 まぁ、実際、たしかにコスパはいいかもしれない。笑

 その戦略は、あながち間違っていない。(だからみんなやるんだけどね)


 だけれど、、、

 やっぱり、「平均」なんてものを望んでいては、この「お金の連載」の目的である「経済的自由を獲得する上位数%のポケモンマスターになる‼」という夢にたどり着くことはないだろう。

 だったら、やっぱりそのメンタリティは、捨ててほしいのだ!

 そう、効率を追求するんだ。


 この原則は、「会社員としてのあなた」にのみ適用されるものではなく、あなたの24時間全てに適用されるべきもの。

 たとえば、アフター5においてどれだけ仲良くなれた女がいたとしても、セックスできないなら、コミュニケーション効率が悪すぎるから、サヨナラをキッパリと告げるべきだ。

 「いや…人と人の繋がりって大事じゃないですか…」

 そういう声も遠くから聞こえてくるが、そう信じたいならそれを信じればよろしい。

 人の信念は、それぞれだ。

 だが、私だったら、まずセックスできない女は早々に切って、セックスできる女と出会った上で、彼女との「人と人のつながり」を大事にする。

 それがコミュニケーション効率として、明らかにいいからだ。

 人と人とのつながりを馬鹿にしているわけでも軽視しているわけでもないが、効率と両立したいってことなんだ。

 読者のあなたには、ぜひ、こちらを選んでほしい。


 合う人は合う、合わない人は合わない。

 世の中そういうもんなのだから、合う人に出会うために時間効率、コミュニケーション効率を高めたいって、強く志してほしいのだ。

 全員と同じ世界に生きることは出来ないのだから、よくわからない平等とか世界平和とか不公平感の解消というものに関心を持ってないで、まずは自分の世界をカッチリさせよう、ということだ。

 モテでも、資本主義クエストでも、絶対的な原則となる。

 これを実践できないと、人生かなり厳しいことになる、ゆずれない第一の原則。(Good bye ホンダさん)


2)合理か、感情か?

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 「効率」というものを選ぶことが出来たら次に、「合理」を選んでもらいたい。

 合理的⇔感情的という対比の構造は、たとえば「モノ買う時」などによく現れる!

 感情的に、、、

 新車のマイカー、
 新築の一戸建て、
 ホテルのキラキラ結婚式、
 高級腕時計、
 インスタ映えするレストラン、
 ブランド物の洋服、
 いいね数の多いアプリの女性会員…

 というのは全て、めっちゃ「イイ」と思うよね。

 素直に、私自身も、それは「イイ‼」と思う。


 だけど、「合理的か」と言われると、必ずしもそうではない。

 いまからこの章では、資本主義クエストで勝つためには徹底して「合理を選んでほしい」という話を、3個の事例を持ってお伝えする。


 たとえば、

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