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〈恋愛相談〉彼女の過去に対する「嫉妬」が苦しいです…(その②)| #恋愛本質論 42号

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 前回の恋愛相談の続き。

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相談本文

貴重なお時間を割いて答えて頂いて、本当にありがとうございます。また、かなりざっくりとした質問になってしまっていたのに、こんなに深くまで考えて頂けて感動しています。

彼女には、なぜそうなったのか、なぜ断れなかったのか、実はしたかったんじゃないの、等、そうなったの理由を本当に細かく詮索してしまいました。

結果、
・寂しさを埋めるため
・断りづらい雰囲気
・いいなと思ってる人に求められる喜び
等の理由で抱かれたのことでした。

ただ、今となっては僕をちゃんと○人目(付き合った人数)にしとけばよかったとも言ってくれてますし、普段からも僕を本当に好きでいてくれていることも伝わります。

僕自身も彼女のことは本当に好きだからこそ嫉妬していると思います。ただ、もともとこういう嫉妬心や執着心をなくすために始めたナンパ活動なのに、結局好きな相手になると何も変わらないなーと思っています。

嫉妬の正体は、完全に遊んでこなかった過去の自分への後悔もありますし、処女厨でもあります。病的なくらいに。

好きなのですがとても辛いのも現状です。こんなことなら彼女を忘れて経験人数を増やす旅に出たり、そもそもそんなことで悩まない彼女を探した方がいいんじゃないかとも、、質問なのですが、

①その後、2人と大恋愛をし、重荷フリーとなったとおっしゃいましたが、それはどのような状態ですか?

②大好きでも、過去への嫉妬で辛いという理由で別れるのは馬鹿げていますか?(そして女修行の旅に出る、他の彼女を探す)

③ハナさんは女性の過去(派手に遊んでた等)に対してどのような価値観をお持ちですか?そして、いざ付き合うとなったら受け入れる覚悟で過去のことを聞きますか?それとも何も聞かないようにしておきますか?

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1)彼女、めちゃくちゃいい子やん

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(DMではLINEのスクショを送ってもらった)

 LINE見たよ。

 さっきよりしっかり、空気感が見えた。

 まず一言目に言うべきことは、彼女さん、めちゃくちゃいい子やね!!!

 いいなぁ。しっかりしてる。

「○人目を『河童君』にしとけよ過去の自分!って腹たっちゃうことはあるよ」

 って言葉、めちゃグッと来る。

 過去経験人数がある件についても、「恥ずかしい、忘れたい。」と言っているのは、本心なのだろう。

 そして、彼女自身、過去について「なんでもいいや」で片付けようとしているね。

 女性が「なんでもいっか」と口走るのは、本当に忘れたいときの行動だ。

 感情と結びつけたくない、だって本当にすぐ忘れたいから。

 そういう意味だから、彼女さんも本当に、君を好きでいてくれているようだ。


2)ナンパ活動と、その終焉について

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 質問に答える前にもう一つ。

 恋愛的に弱かった自分を、フリーにするためのナンパ活動という側面は、いい着眼点だと思う。

 ハナも常々言うように、ナンパを通じて男を磨くことが出来る。

 自己啓発としてのナンパだ。

 でもね、真剣恋愛に関して言えば…

 ハナが最近、常々思っているのは、最後の最後は、「オンリーワン中毒の否定の否定をせよ」ということだよ。

 恋愛工学は劇薬で、圧倒的にモテへの近道を示唆してくれるけど、本当の最後は、世間感覚に戻らなきゃいけない。

 だって、ナンパ界隈は、あくまでニッチで、感覚がズレた世界だ。

 だから、骨まで浸からないほうが、本当にいいんだ。

 本当に好きな相手になると、生身の自分が出てくるってのは、受け入れていいこと。

 逆にナンパ師の自分がその子の前に出てきちゃったら、最悪だろ。

 もうひとつ、処女厨なのは自然なことだから気にしなくていい。

 生物として、自分の種を残さなきゃいけないんだから、当たり前だよ。

 歴史を見れば、人類はかなり処女厨だし、この現代に置いても、イスラム圏とかなったら、狂ったほどの処女厨文化が、文化圏ごとまるまる残っているよね。

 だから、そこをおかしいと気に病むことは、別に必要ないよ。

 ただし、俺たちは理性と器で、それをどう攻略するか?

 つまり、その本能のまま突き進んで、現実の世界において不利益が出ないようにしないといけないよね。

 いくら本能に揺さぶられたとしても、火に向かって突撃したら、虫は死ぬ。

3)重荷フリーの状態とは?

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①その後、2人と大恋愛をし、重荷フリーとなったとおっしゃいましたが、それはどのような状態ですか?

 彼女の過去を詮索しようというつもりが、そもそも全くないよ。

 もっと大切なことにだけ目を向ける。

 それはつまり、「僕たちの今日と明日と未来」だ。

 なんの因果か…すべての過去が、今日に繋がっている。

 過去をひっくるめて、ふたりは出会って、付き合えた。

 すばらしき奇跡の賜物だ。

 だから、言っちゃうとだね。

 その3人の過去があったから、今、彼女さんは君と付き合っている、とすら言える。

 だって、現にそういう世界を彼女さんは生きてきたんだろ。

 「その3人との過去がなかった世界線」なんて想像する意味がない。

 なぜなら、その世界線は、現実には存在しないから。

 それでもあえて想像するならば、たぶん君と出会ってすらないよ。

 1年前に、あの道を左に曲がったか、右に曲がったか。

 それだけでも人生はきっと、大いに変わる。(バタフライエフェクトと言ったりするね)

 過去のすべての選択が合致して、君たち二人は出会えたわけだ。

 ハナもそうだよ、10年のナンパライフ・400人の経験人数を経て、今では素晴らしいパートナーに出会えたが、これは2年前の夏、気まぐれで1年ぶりに昼ストに出撃したことで、あの日が全ての偶然で、奇跡的に出会えた。

 これって、考えてみたら凄いことで。

 きっと前日の夜に、「もうひと缶だけ飲もう」と、"たった一本"ビールを飲んでいたら…、二日酔いで出撃もせず、つまり、彼女とすれ違ってすらいなかったはずだ。

 そう。

 すべての選択が、今日の運命に繋がってるんだよ。

 人生観・宗教観みたいな話になってきたがw

 でも、話の辻褄はあうよね?

 だからこそ、過去に感謝こそすれ、恨む必要などないんだ。

 だったら、一番生産的な、これからの二人の明るい未来の話をしよう。

 だって、それが一番楽しいだろ。

 君はまだ若いから、実感値が少ないかもしれないけど、30歳を超えてくると、リアルの友達とかでも、ガンや交通事故で亡くなる知り合いが出てくる。

 ああ、ひとは死ぬんだなってことを、リアルに感じてくる。

 そういう自分だって毎日毎時間、0.0000000…1%かもしれないが、死ぬリスクを包含しているんだ。

 それは君も、ハナも。

 そうすると,苦しんでる時間がもったいなく思えてくる。

 いま、生産的に、楽しいことをしよう。

 変えられもしないことに悩むなんて、おれ暇人なのかな?

 そう思えるようになったんだ。


4)修行のために敢えて別れる?

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②大好きでも、過去への嫉妬で辛いという理由で別れるのは馬鹿げていますか?(そして女修行の旅に出る、他の彼女を探す)

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