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「サラリーマン卒業」だなんて夢を見ないほうがいい人|#まずモテ 53号

 ハナです、 #週刊まずモテ 今週の更新は「サラリーマン卒業」について。

 ハナnoteでは、「男の子の人生を心地よくする」ということをテーマに、自分自身の20代〜30代の実体験を振り返りながら、「資本主義とモテ」の攻略方法をご説明していく。

 かんたんに言うと、「男の人生の教科書」という位置づけになる。

 何事も、学んで行動すれば、百戦危うからず。

 ぜひともこの教科書を片手に、勇気を持って行動をしてもらって、願う人生を手繰り寄せてほしい。

 そうして、あなたの人生のお役に立ててもらえれば、と願っている。


 さて今回は、資本主義攻略。

 昨今、「FIRE卒業」なる言葉が世間を賑わせた。

 「FIRE」については今更語るまでもないが、いちおう説明すると、

F:ファイナンシャル
I:インディペンデント
R:リタイア
E:アーリー

 ということ。

 まぁ簡単に言うと、「経済的に自由になったのでサラリーマンから卒業します」という意味になる。

 一昔前の日本ではこれを「セミリタイア生活」などと呼んだりしていたが、まぁなんにせよ、いつの時代も『働かなくていい、寝て過ごしていていい』という暮らしは、人々のあこがれの的だ。

 だから「FIRE」もとうぜん、大きな大きなムーブメントとなって、続々とFIREを選ぶ人々も現れたのだが・・・

 昨今の物価インフレや、金利高騰の影響によって、「働かないで投資の利益だけで生きていく」暮らしが、かなり厳しくなった。

 だから、その不安感をベースとして、FIRE民たちは、続々とサラリーマンに戻っていった。

 それが「FIRE卒業」ということだ。

 FIRE卒業という言葉にどこか含まれるポジティブさとは裏腹に、実際にそのことばが意味するところは、「将来が不安になっちゃったのでサラリーマンに戻ります」ということでしかない。

 もちろん、「FIREは暇すぎた、積極的に働きたいと思った」などのポジティブな理由も、そのうち何割かは含まれているだろうけど、、、

 やっぱり、ほとんどのFIRE卒業民は、不安になっちゃったんだと思う。

 未来は、不確実性をどんどんと増しているからね。

 ハナの投資家の友人にも、そのような人が1名いる。


 と、どこか他人事のように話をしているが、私自身も、「FIREするのかしないのか微妙民」である。笑


 正直に言って、コツコツと買い集めた収益不動産からの家賃収入、およびその他の副業収入によって、世間一般のサラリーマン以上の毎月の収入がある。

 だから、理論上、FIREしてもなんの問題もない。

 もちろん、まだまだお金持ちという水準ではないから、かなり細々とした暮らしをすることが前提にはなってしまうが…

 それでも、嫁と二人慎ましく生きていくには、十分だ。

 だけど、あえて「在宅フルリモートワーク」のサラリーマンも継続していてる。

 つまり、いちおう二足のわらじを履いている状態を継続しているのだ。

 私は、完全FIREを選択しなかった。

 これは私の場合、「仕事をしたいから」などの積極的な理由ではなく、「定職についている方が不動産融資を受けやすいから」という、なんともふしだらな理由であるが・・・

 このように、世間はFIREしたり、FIRE卒業したりというふうに移り変わっている。

 そして、この環境ととても身近にいる私だからこそ、語れることもある。


 だから今回は、「サラリーマン卒業だなんて夢を見ないほうがいい人」について、お話をしてみよう。


 あなたがもし「FIRE」に向けて頑張りたいと思っているなら、今日の話は必読だ。

 水を差されるなら差されるで、早いほうがいい。

 軌道修正というのは、当然早いほうがいいんだ。

 あるいは、「FIREを目指しているわけではないけれど、どこか人生のキャリアに迷いがある」という人についても、ぜひ一読してほしい。

 今日は、男の20代後半〜30代後半におけるキャリアの重要な話をする。

 それでは、いくぜ!


1)「〜〜しない」という目標では幸せになれない

 まずはじめに残念なお知らせをしなければならない。

 【悲報】というやつだ。

 それは、

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