中村将史|花のあるくらし研究所

「花を生ける」をもっと自然に日常に。「お花のあるくらし研究所」という花屋を今年開業予定…

中村将史|花のあるくらし研究所

「花を生ける」をもっと自然に日常に。「お花のあるくらし研究所」という花屋を今年開業予定です。22歳から花屋をはじめ、ブライダル、ギフト制作を中心にお花に携わってきました。もっと多くの方にお花を手に取って、生けて、生活の一部として楽しんでもらうにはどうしたらいいか日々考えて。

記事一覧

花研キッズ第3シーズンスタート!

3歳からのお花教室でお花を身近に感じる体験を 少年少女の頃、綺麗なものに触れて感じた経験は、記憶とは別に脳の部分に保存され、大人になってからの完成に影響を与える…

2024年所長より

新年あけましておめでとうございます年始から災害や事故がつづき、落ち着かない方もいらっしゃるかと思いますが、今年も花研らしく進んでいくことこそ、誰かを助けられたり…

「花のあるくらし研究生」の皆さまへ

3月28日オープン以来、非常に多くの皆様にご利用いただきありがとうございます。 花のあるくらし研究所は「花のあるくらしを日常に」という想いからスタートし、ご来店い…

こどもおはなやさん〜30年後にお花文化を受けつぐために〜

▶︎30年後にお花文化を残すために お花を飾ることが日常になっている皆さんからは想像がつかないかもしれませんが、お花の消費量はこの20年減少し続けてきました。 いまの…

自己紹介▶︎花のあるくらし研究所ができるまで

花のあるくらし研究所 所長、中村将史(1985年浜松生まれ)です。少し長くなりますが、僕が「花のあるくらし研究所」をはじめるまでの道のりについてお話しさせてください…

お花をもらったらまずすべきこと。

こんにちはなかむーです。 日頃から、花を贈る現場に多く接しますが、もったいないなー(もったいないおじさん出た!)という状況によく出くわします。 それはズバリ、「…

暦と花の定期便

こんにちは、なかむーです。 静岡市で花屋をやっており、9月の独立開業する「花のあるくらし研究所」という花屋の準備を日々進めています。 「花のあるくらし研究所」の…

花のあるくらしとは、季節や文化と一心同体。花を日常に取り入れるということは、自分の育った国や地域の文化を語り継いでいくことなのかもしれない。

かれこれ5年近く細々とつづけているお教室。今回はアジサイ農家さんとオンラインで繋いで、その思いも伺いながらのレッスンで、評判も上々^_^
やっぱストーリーが見えるといいですよね。
大変よくできました💮

花屋としてお花を届ける方法を考える

僕の願いは、日常にお花がある生活がとても身近で自然なものになることです。お花という小さな命とともに一週間を過ごし、朽ちていく色気を感じ、次の一週間はまた新しい命…

お花を飾りたい人は90%、実際によく飾る人は10%

こんばんは。はじめましてなかむーです。 今年9月、勤めている花屋を退職し、独立開業することを決めました。 自分ができることはなにか、自分がやりたいことはなにか。…

花研キッズ第3シーズンスタート!

花研キッズ第3シーズンスタート!

3歳からのお花教室でお花を身近に感じる体験を

少年少女の頃、綺麗なものに触れて感じた経験は、記憶とは別に脳の部分に保存され、大人になってからの完成に影響を与えると聞いたことがあります。

「花研キッズ」は、命あるお花に触れて遊んでいく中で、お花の扱いや命の大切さ、綺麗なものを綺麗と口に出す心を養いたい!という思いからスタートしました。

春はお花を摘んで花冠を作ったり、小さいアレンジをお父さんお

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2024年所長より

2024年所長より

新年あけましておめでとうございます年始から災害や事故がつづき、落ち着かない方もいらっしゃるかと思いますが、今年も花研らしく進んでいくことこそ、誰かを助けられたり、笑顔を届けられたりすると思います。

研究生のみなさん!ちょっとツバが飛んできそうな長い話になりますが、お付き合いください。 

花研らしさとは? 花のあるくらし研究所には、オープン当初から大きな目標があります。

それは、花のあるく

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「花のあるくらし研究生」の皆さまへ

「花のあるくらし研究生」の皆さまへ

3月28日オープン以来、非常に多くの皆様にご利用いただきありがとうございます。

花のあるくらし研究所は「花のあるくらしを日常に」という想いからスタートし、ご来店いただく皆様のお話や表情、どのお花にするか迷っている姿から、多くの方に「花のあるくらし」を楽しんでいただけているんだなあと、大変うれしく感じております。

しかしながら、「花のあるくらし研究生」の皆様に気軽に続けやすい価格でたくさんお花を

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こどもおはなやさん〜30年後にお花文化を受けつぐために〜

こどもおはなやさん〜30年後にお花文化を受けつぐために〜

▶︎30年後にお花文化を残すために
お花を飾ることが日常になっている皆さんからは想像がつかないかもしれませんが、お花の消費量はこの20年減少し続けてきました。
いまの60代と20代のお花の消費量を比べると10分の1だというデータもあります。
このままだと、30年後、今の子供たちが大人になった頃、お花を贈るという文化はどうなってしまうのか?
なにもしなければ、結果は明らかだと思います。
お花は特別な

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自己紹介▶︎花のあるくらし研究所ができるまで

自己紹介▶︎花のあるくらし研究所ができるまで

花のあるくらし研究所 所長、中村将史(1985年浜松生まれ)です。少し長くなりますが、僕が「花のあるくらし研究所」をはじめるまでの道のりについてお話しさせてください。
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▶︎「花屋になる〜SNUGGERY flowers店長時代」

花屋で働きはじめたのが21歳の大学生の頃。
当時はなにか手に職をつけて、自分で価値を創造するような仕事がしたいな

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お花をもらったらまずすべきこと。

お花をもらったらまずすべきこと。

こんにちはなかむーです。

日頃から、花を贈る現場に多く接しますが、もったいないなー(もったいないおじさん出た!)という状況によく出くわします。

それはズバリ、「水切り」を知らないこと!

お花をもらったんだけどすぐ枯れちゃって、とか、私花を育てる才能がないのーとか、聞きますが、話を聞いてくと結構多いのがこれ!

お花をもらったら(というか水から少しでも出したら)、花瓶の水につける前に必ず茎を1

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暦と花の定期便

暦と花の定期便

こんにちは、なかむーです。

静岡市で花屋をやっており、9月の独立開業する「花のあるくらし研究所」という花屋の準備を日々進めています。

「花のあるくらし研究所」の大きな特徴の一つは、一人でも多くの方にお花を手に取って花との時間を楽しんでもらうために、花の手入れ方法だけではなく、日常への取り入れ方の提案をしていくことです。

その中のひとつが「定期便サービス」。

いまでは、そんなに珍しいサービス

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花のあるくらしとは、季節や文化と一心同体。花を日常に取り入れるということは、自分の育った国や地域の文化を語り継いでいくことなのかもしれない。

かれこれ5年近く細々とつづけているお教室。今回はアジサイ農家さんとオンラインで繋いで、その思いも伺いながらのレッスンで、評判も上々^_^
やっぱストーリーが見えるといいですよね。
大変よくできました💮

花屋としてお花を届ける方法を考える

僕の願いは、日常にお花がある生活がとても身近で自然なものになることです。お花という小さな命とともに一週間を過ごし、朽ちていく色気を感じ、次の一週間はまた新しい命と出会う。

ヨガの瞑想の時間のように、お花を生ける時間がリフレッシュの時間になり、日々の生活を少し余裕を持って楽しむことができるのではないでしょうか?

これは花屋のエゴかもしれませんが、そんな日本、静岡がいまの子供たちが大人になるころ、

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お花を飾りたい人は90%、実際によく飾る人は10%

こんばんは。はじめましてなかむーです。

今年9月、勤めている花屋を退職し、独立開業することを決めました。

自分ができることはなにか、自分がやりたいことはなにか。自問自答する中での思いの揺らぎを文字に起こしてみようと思い、書き始めます。(6月20日午前4時20分)

当たり前かもしれませんが、僕はお花を飾ったり贈ったりする文化が好きです。

道端に咲いてる花をきれいだと感じ、それを誰かに見せて喜

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