色即是空(しきそくぜくう) 平等
地球を離れ、宇宙から見ると、表面的な
違いなど見えず、みな同じに見えるという。
私の大好きな章です。
次章の、空即是色(くうそくぜしき)差別
にもつながっていく、相反するようで
実は2つセットみたいな内容です。
例えば誰かと対話するとき、
どちらの並びが好きですか?
A.相手と対面
B.相手と横並び
一見Aだと思ってしまうのですが、
私はBが好きです。
対面だと無意識に相手の表情(顔色)を見て
言葉を選んでしまう、
自分の心が惑わされて、意図しない方向に
話を進めてしまう恐れがあるからです。
俯瞰(ふかん)して見る
ついつい人は、同じということに結束を
感じ、
自分と違う(もしくは自分の期待する反応と
違う反応を相手がした場合)
違和感を感じて、攻撃的になったり、
意見したくなったりしますよね。
それはきっと、自分の眼が外的対象に向いて いるから。
相手は本当は関係ない。
「自分がそれを聞いて(もしくは見て)
どう感じるのか」
自分の心と素直に向き合おうとする時、
自分の心を一度高い所に置き、
全体を見渡してみる=俯瞰してみる
ような意識にしています(想像するというか)
即答しない、アツくならない(自分を忘れない)
このあたりになってくると、
「え?自分は借りもの?仮の姿?」
ってよく分からなくなってくるのですが笑
人間が偉いとか、誰が誰より優ってるとか、
例えば宇宙に出て蒼い地球を見た時には
きっともう関係なく、
ただただ大きな自然の流れの中で
自分達は生かされている
命を授かって生きてる限り、きっと何か
意味を持って生かされてるはずだ
とも思うようになりました。
小さな事象に囚われて、
人を疑ったり色メガネで見たり…
相手と自分、もっというと生物すべては
平等なはずなのに、
うっかり自分と比べて相手を判断し、
上から目線で発言したくなる
そんな風に自分を見失いそうな時は、
一度俯瞰して眺めてみる
生かされてることすべてに感謝
忘れずに心がけたいと思いました。