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強くなりたくなかった。
強くなったけど、心失った。
大学4年間でそう感じる。
大学受験で思うようにいかず、大学1年生から
次の人生の振り分けのような、就活では失敗したくないと思った。強がっていろんなことをやった。朝からバイトして、学校行って、バイト行って、寝てまた早朝バイト。予定詰め込みまくった。だって、自分の今後について考えたくないから。今この一瞬を必死で生きるのに精一杯にしたかった。それで自分は価値がある。頑張ってる。って思いたかった。
学校は基本やる気がなかった。必修ばかりの学部だから、4年間で単位を落とすことはなかったけど、頑張ったこともなかった。
それが良くなかった。
頑張らなくちゃいけない時にも、頑張り方を忘れてしまった。強がってたから、なんとかなるっしょっていうキャラを演じ続けなくてはいけない。
確かに精神的には強くなった。いろんなことやって、理不尽なことにも耐えられる、笑って誤魔化せるぐらいのメンタルになった。
でも、優しい心が本当になくなった。どんなことでもどうにかなるだろうと思ってしまう。自分はやっていける。なんでもできる。という無駄な自信が自分の傲慢さを助長させた。
本当に自分が嫌いになった。
そして今も変わらず嫌いだ。
強くて傲慢なんて、、
強くなりたくなかった。。