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【Basel3/バーゼル3】美術館、博物館へ行くとしたらどこ?

バーゼルにはたくさんの博物館や美術館がある。スイス政府観光局公式サイトでも最低8つ、トリップアドバイザーの紹介ではなんと20件以上。しかもいずれもそこそこの規模や内容だそうな。

↑下記公式サイトより↓

こんなの見切れない。私には今日しかないのだ。
というわけで1つに絞って、ちょっと外れにあるバイエラー財団保有の美術館へ。早速ホテルを出発し、工事のため通常は乗り換えなしのはずが、20分に1本の乗り換え駅の、場所を間違えまたしても全くあさっての方向へ歩き、不安になって学生さんらしきお兄さんに道を聞き、元来た場所へ舞い戻り😢、逃した電車を惜しみつつ20分待って次のに乗る。
そう、旅の早起きと余裕を持ったゆとりあるプランは、思いがけないハプニングと方向音痴を補うために必須なのであった。

やっと乗り換えた電車から見えたあっかんべー。ぐぬぬ。

やっと着いたら停留所の目の前に、財団の美術館が。

中は広くて庭園のお散歩もできる。中にはレストランもある。そんな敷地内にある美術館。

この建物が美術館。日向ぼっこをしているおばあさまがいた。
入口前。

予想より混んでいたので、そんなに人気なのこの美術館?と思いきや、中に入って知ったのは先週末からマティスの特別展が始まったばかりということ。そりゃあ人も多いわな。

人気なんですね。

特に、特別展と常設展のどちらかだけを見るという選択肢がなかったので、常設展示の半分ぐらいをマティス展にしていた模様。ということは常設展のお目当ての画家の絵は減っているのか…。

まぁいいさ、これはこれで贅沢。「旅への誘い」というテーマで、彼の生涯の旅と絵の遍歴を見ることができるんだから。

点描画を描いていた時期もあったんだ。

中庭を見られる大きな窓もあって、広くてゆったり鑑賞できるスペースは、財団ならでは?

…外にふと気になるオブジェが。窓越しにガン見。

…なにこれ…めっちゃ水吐いてるやん…


気を取り直して先へ進む。最後のブースでは、彼の旅とその影響を受けたのがわかる絵を、世界地図と滞在年とで壁一面に表示していて、わかりやすかった。

ご本人も登場。これは終盤、切り絵の時代の頃。

もう半分の場所には常設展も一応あって、ピカソやモネ、ルソー、カンディンスキーなど。こちらは空いていた。おそらくマティスでお腹いっぱいになるんだろう。気持ちはわかる。私も特にお目当ての画家がいなければこっちはスルーしたかもしれん。

ルソーとカンディンスキー。

のんびりできる美術館って、いいよねぇ。

椅子に座って中庭を眺めながらの休憩。

まったり滞在できて、迷子パニックの朝はどこへやら。天気もよくなってきた。さぁこれから市内へ戻って、昨夜川向こうから眺めていた二本の尖塔のミュンスター/大聖堂へ。

(続く)



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