無題

生きることがおこがましい。
産まれたことすら間違ってる。
ただ地球上の生命体のひとつとして
生まれたに過ぎず意味も何も無い。
意味は後付けでしかなくて
生まれる理由なんて無い。
死んだとて無に帰る。
周りは取り残されようが
月日が経てば悲しむことはなく
ただあんな人いたねで終わる。
存在意義などとっくになくて
なぜ私は生を受けたのだろうか。
人はなぜ当たり前に生きようとできるのか。
不思議でならない。
人はこれを病んでると言うだろうが
私にとっては当たり前の思考回路。
小さい頃から全てが分からなかった。
なぜ遊ぶ?なぜ人と遊ばねばならない?
私は何?何故ここにいるのか。
でも聞くという考えに至らず
何も分からぬまま言われるがまま生きて
中学三年生。
突然の選択に戸惑い
自分が他者より非常にマヌケだということに
気づいてしまった。
そこからは劣等感に苛まれ
ひたすらに死にたくなった。
いつからだろうか。
選択の日々に疲れ果て
死ぬことも許されぬこの世界に
苦痛しか感じないのは。
生きたくても生きられない人がいる。
そう言われてもじゃあ
命交換できるようにしてきてよ
と言う気がする。
自分を受け入れられない哀れな私よ。
明日はどう生きているのだろうか。

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