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1人1ヶ月からオフショア開発を活用できるサービス【オフラボ】をリリースしました
前回のサービスのクローズから約6ヶ月経ちましたね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?花井は元気です。
さてさて、久しぶりにnoteを書くことになった理由は、そうです。新規サービスの公開です。
クローズドで3ヶ月を経て、やっとリリース。
もう少し早く出したかった。
今回のサービスは
オフショア開発の開発者を1人1ヶ月から利用できるサービスです。
ベトナムのオフショア開発会社の開発者を短期間から利用でき、柔軟に開発することができます。
オフラボは開発者不足を解決
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システム開発やアプリ開発では顧客や市場の要望に素早く応えるため柔軟な開発が重要です。
特にスタートアップでは、サービスのニーズや顧客の要望に対応しながら、プロダクトを改善していく必要があります。そのため、柔軟にプロダクトを改善できる開発体制を作る必要があります。
でもこれは、難しいのですよ。
開発者のスキル不足や退職など人材に関わる問題から、サービスの変更、プロジェクトの方向転換などビジネス上の変化などが影響する中、パフォーマンスの高い開発体制を作っていくことは簡単ではありません。
もちろん出来ますよ。お金をかければね。
スキルの高いフリーランスにお金を出して、高い求人費用を払って正社員を雇用して、ヘッドハンティングサービスでCTOを雇えば、なんとかなるでしょう。
でも、多くの企業はそれは出来ないですよね。
オフラボとは?
オフラボはベトナム人開発者を開発チームに追加して、
スタートアップやウェブ制作会社の開発者不足を費用を抑えながら解決します。
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ベトナム人開発者を追加して開発者不足を解決することができます。
ベトナムのオフショア開発のメリット
ベトナムのオフショア開発は特に盛んに行われています。その理由として
親日で日本語を話すことができる人が多い(これは本当に多いです)
勤勉な国民性(と言われている…)
費用は1/3-1/2程度
です。
オフラボとは、このようなベトナムオフショア開発を手軽に始めることができるサービスです。
開発層はオフショア開発と相性が良い
オフラボが提供する開発会社と期間ごとに契約して、開発を行う方法(いわゆるラボ型)は、開発層ととても相性が良く長年オフショア開発が利用されてきました。
特に新しいサービスではないんですね。
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なぜなら、正確な指示をすれば、品質にブレがあまり起こらないからです。
それなら安い人件費を生かして、オフショア開発を利用する方が合理的です。
そして、ベトナム側の開発者もニーズに応えるように指示されたものを正確に素早く作ることを得意としています。(反対にクリエイティブな作業は向きません)
オフショア開発は失敗する
ここまでの内容を見るとオフショア開発はとても合理的ですぐに導入した方が良いと感じるかもしれません。
ちょっと待ってください。オフショア開発は失敗します。
弊社でもオフショア開発で失敗したという方からオフショア開発の依頼をいただくこともありますし、弊社も様々な失敗をしました。
オフショア開発にはオフショア開発特有の落とし穴があります。
残念ながら、現在のオフショア開発では、事前の準備や計画、オフショア開発の経験なければ、失敗の確率は低くありません。
オフショア開発を安心して利用できるサービスへ
「失敗するならオフショア開発なんて利用できないじゃないか」
と思いますよね。
私も大金かけて失敗したくないです。
私たちはこれまでのオフショア開発の経験やノウハウを活かして、オフショア開発の失敗しやすいポイントや解決方法、効果的なオフショア開発方法などがわかります。
それならば、それを活かして、オフショア開発をサポートするサービスを提供しよう。
そうしてできたのが今回のサービスである【オフラボ】です。
失敗を回避して安心してオフショア開発を利用できる
それがオフラボが提供するサービスのテーマです。
オフショア開発が失敗する原因とは
ではオフショア開発の失敗の原因とはなんでしょう。
オフショア開発を活用するには、失敗する原因は様々ですが、
オフショア開発会社側
発注企業側
のどちらか、もしくは両方になんらかの原因があります。
オフショア開発会社側の原因
開発会社やオフショア開発を実際に行なっている企業に調査やヒアリングを進めると
日本語のコミュニケーション能力
開発者のスキル不足・実績不足
テストの不備
つまりオフショア開発会社側に
正確に情報を受け取る
正確に作る
正確にチェックする
この3つのいずれか、もしくは複数が欠けていることが原因の可能性が高くなりました。
もちろん契約や設計段階で問題が発生したものもあります。しかしそれはオフショア開発特有のものではなく、国内の開発会社とでも起こる問題です。
発注企業側の原因
反対に発注企業側の問題も調べていきました。
すると発注企業側には
ドキュメント類などがない
指示やタスクが曖昧
チェック内容が曖昧
つまり
正確に伝えることができない
開発のゴールの状態が曖昧
だと、失敗する傾向がありました。
もちろん、日本国内の開発会社の開発でも起こりうる問題ですが、日本では日本の習慣やサービスの理解度から補強ができます。
文化の違うオフショア開発では、その補強が出来ないので問題が大きくなり、失敗します。
オフショア開発を安心して利用できるためのオフラボのサポート
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そのため、オフラボでは失敗の原因に対策するためにチェックやサポートを提供しています。
主なチェックやサポートは
開発会社や開発者のチェック
発注企業のサポート
成果を管理する仕組み
導入計画作成
です。
①開発会社や開発者のチェック
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オフショア開発会社をいくつかの項目で確認して、オフラボで利用できるオフショア開発会社を絞り込みました。
結局初期段階では、58の候補のうち掲載できたのは6企業のみでした。
(チェックに粘り強く付き合ってくれたオフショア開発会社には、感謝しきれません)
1、開発会社の通訳・ブリッジエンジニアの日本語スキルチェック
日本語の能力が十分か確認していきます。これは、打ち合わせをして、システム開発に関連する質問をいくつかすれば、簡単にチェックできます。
オフラボを使わなくてもすぐに確認できる内容でもあります。
しかし、日本向けにサービスを提供しているオフショア開発会社に絞って確認をしたのですが、半数近く日本語のスキルが足りませんでした。
2、開発実績の信頼性
次に開発実績のチェックです。ここで本当に苦労しました。
なぜなら、なるべく実績がお客さんに魅力的に見えるように、過大に伝えてくるからです。
しかし、そのような場合には、少し詳しい話をすると途端にボロが出ます。
そういった開発実績や開発会社は信用できないものとして、掲載不可としました。
3、開発スキル・テスト体制
実績のプログラミングコードの確認やテスト体制を確認していきます。
プログラミングコードや成果物も見せてもらい、担当した業務などもチェックしていきます。
またテストの方法やチェック体制を確認しています。
ベトナム人の特性として、テストを軽く考える傾向があります。テストのチェック体制がしっかりしている開発会社は、失敗が少ないです。
開発会社のチェックはすごく大変です。
4、費用の妥当性と明瞭性
ここも苦労しました。やはり費用を明確に出したくない開発会社が少なくありません。システム開発の特性上、費用が明確にできない場合もあります。
またシステム開発は開発会社と発注企業に情報の非対称性が大きいサービスとも言えます。
開発会社から見れば、相手を見て費用を決めたい気持ちもあるでしょう。
ここはチェックしたというより、オフラボからオフショア開発会社に強気で交渉しました。
費用の相場や妥当性など、オフショア開発を知り尽くしているからこそ、妥当な費用で納めることができたと思います。
ここはオフラボを使用せずにオフショア開発を直接発注する場合は、注意が必要なところです。システム開発の知見が少ない場合やオフショア開発の経験が少ないと工数を多く見積もられたり、割高な費用の基準になってしまうことがあります。
5、オフラボ掲載企業
以上のチェックと交渉を経て、掲載するオフショア開発会社は6つになりました。(徐々に増やしていきます)
注意:開発会社のチェックには相当の手間がかかり、途中で断念したオフショア開発会社もあります。掲載されていないオフショア開発会社の品質が悪いわけではありません。
②発注企業へのサポート
どのようにしたら正確に伝わるのか
これは発注企業によって様々な状態があります。そのため、サポートも多岐にわたります。
開発ドキュメントの整理
ドキュメントがない場合は、作成のサポートを行います。オフショア開発で抜けやすいドキュメントの内容や構造などを参考にドキュメントの作成を進めていきます。
指示タスクの簡潔化
タスクの内容が分かりづらい場合など、簡潔なタスクの作成をサポートします。
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日本語でタスクを作ったあとに翻訳されます。
テスト項目の作成・指示サポート
テスト項目を正確に指示することで、成果物の品質や差し戻りが少なくなることで開発スピードは大きく改善します。
テスト項目の作成サポートや開発者に作成を指示する場合のポイントなどをサポートします。
伝わりやすい日本語の作成・指示用語のテンプレート化
なるべく簡単な日本語を使用することと指示する内容をテンプレート化します。
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③開発の生産性管理
オフショア開発会社と指示サポートがうまく開発を効率化してるか継続的にチェックをしていきます。
最初から完璧なオフショア開発はできません。そのため、必ず生産性などを確認し、改善を繰り返し効率化していくことが非常に大切です。
成果物チェック
成果物が効率的に開発できているか、確認していきます。
開発時間チェック
開発時間を管理して、開発者の作業時間を管理します
開発者のスキルチェック
当初開発していた開発内容から時間が経つと変化することが少なくありません。
開発者が変化に対応できているか。確認します。
これらをオフラボのスタッフによるチェックと他のオフショア開発との比較を行い、
開発者の指導
開発者の変更
開発会社の変更
などの対応をしていきます。
④導入計画作成
これらをオフショア開発を失敗しないための計画と
プロジェクトに応じたオフショア開発全体の計画を立てていきます。
・開発者の人数やスキル
どのポジションから何人の開発者を導入するか決めていきます。
・お試し開発の利用
オフラボでは1ヶ月1/2の頻度で利用できるお試し開発を利用できます。(有料)
オフショア開発を体験して、準備を行なっていきます。
・開発スケジュールの目標設定
1ヶ月ごとの開発計画を作成し、目標を設定します。
オフショア開発は手軽に利用できる必要がある
ここまで読んでいただいた方には、
「オフショア開発って色々手間がかかりそうだな。」
と思った方も多いと思います。
確かに、国内の開発会社に発注する場合やフリーランスに依頼する場合に比べて、オフショア開発を利用する場合は、依頼する企業側にも調節が必要になります。
つまり、オフショア開発を発注して上記のような対応ができる企業しかオフショア開発に向きません。
しかし、オフショア開発をやったことがない企業やオフショア開発を経験したがしっかり対応しなかった企業は、実際にオフショ開発をやってみないと対応ができるか分からないですよね。
だからこそ、オフラボは1ヶ月1人から利用できることにこだわりました。
オフショア開発を試してみて、もし合わなかったらすぐに戻すことができるなら、より安心してオフショア開発を利用できるはずです。
ぜひ、オフショア開発を試してみてください。
まとめ
オフショア開発の失敗を減らし、少しでもオフショア開発のメリットを受け取ってもらえるように、オフラボはあります。
ぜひ興味がある方は、オフラボをご利用ください。
ウェブサイトでは開発会社ごとの費用を確認できます。
気になる方は覗いてみてください。