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久しぶりの配信反省会。

今週、朗読したお話はこちら。

配信の前に朗読の打ち合わせのやり取りをするのだけど、私のオーダーは毎度、書き手さんには暴投と言われているw
基本、思いついたことをうまく言語化できないのにそのまま投げてしまう...申し訳ないとは常々思っているのだけど、ちゃんと整理して聞き直してくれるPawnさんに甘えているのは否めない。

ごめんなさい。いつもありがとう。

今回は
「寝落ちに使えるお話を読みたいです」
という一言から開始。
「穏やかな眠りにつきたいなってひととかどうかなーって」
と暴投を重ねる。

眠るまでに数える羊のお話で、跳べない羊が頑張るのとか...と思って見るも、世の中に普通にあると気づいて、ぬぬぬって。
他にも朗読に適さない暗い要素が露見してボツ。

そんな中、PawnさんからURLがとんできた。
いつもリアルタイムで書いているものを共有してもらえるのだけれど、冒頭からの「安心して寝てください」の繰り返しに優しいものを感じてワンフレーズが入らなくても文字数が足りなくても(基本は2000字のショートストーリー)この物語がどう締めくくられるのかが純粋に読みたかった。
 
可愛い大切な娘は小さな刺激に驚いてしまうからの「安心して寝てください」はとても優しくて胸がぎゅっとなる。
大きくなっていく娘と父のやり取りを近くで見ているような気持ちになって読みながら微笑んでいた。

読後の感想は

「とても愛おしい物語」

と同時に、泣かずに読めるかな…だった。配信で朗読中につまるのはとても良くない。過去にもPawnさんに泣かされているのだ。心のすみっこや誰かに見つからないようにしてる感情があって、そこをスッと優しく撫でられるような不思議な感覚。

いやー、参った。負けたわー(え?勝負?)

小さなころ、私の記憶の中では両親との関係が割と薄い。
家業の関係で両親は忙しく、本とテレビと弟が世界の大半を占めていた。
きっと、父親云々ではなくこういう大人と出会いたかったんだろうな。

書き手さんのお話には、私が出会いたかった人がちょいちょい現れる。
冒険でも、日常でも、淡い恋でも。
頭の中覗いてる?私の気が付かなかったことまで見透かされている感というか…(それは絶対ないってw)
これ以上、見抜かれないようにせねば(頭のねじをしめなおしながら…あ、ねじが足りない)

愛おしい物語、読んでもらえると嬉しいです。

朗読は近いうちにスタンドエフエムで録音してここに貼りたいと思います。

来週は何読めるかなぁ…暴投の準備しなくちゃ!(そろそろやめなよ)




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