メガネの一大産地「福井県鯖江市」を訪ねて
コロナ禍で、東京でのメガネ展示会をキャンセルして別日に福井県鯖江市の(株)ボストンクラブさんを訪ねた
福井県鯖江市を中心とするメガネ産業は、日本国内の90%以上を生産している
雪深く特に産業が無かった土地に、メガネに関連の事業所が多くつくられ、それぞれ分業化したことにより地域産業として発展していった
メガネミュージアムにて、その歴史に触れることができる
昔の眼鏡製作工程など、かなりマニアックな内容なのでメガネにかなり詳しい方でも興味深いかも知れません
【ボストンクラブ本社へ訪問】
大まかに説明すると、公園に隣接した1階はボストンクラブショップとなっていて、2階はミュージアムと商談室、3階は試作などを行うラボとなっている
商談も無事終わり少し遅い昼食🍚
昼食は、福井の蕎麦とソースカツ丼が食べられるこの店「次男坊」さん
地元のソールフードだ!
昼食後、鯖江の眼鏡工場の視察に向かったのは(株)三工光学さん
眼鏡が一から出来るまでの工程を丁寧にご説明いただきました
もう一社、プラスチックフレームの工場にお伺いしたが、ウクライナ情勢などが理由でなかなかレアメタルやプラスチック素材が入荷しないため、例年より減産になっていると伺った
セルロイドなんかは本当に希少になってきているようでした
眼鏡を仕事にして30年
初めて鯖江の地に降り立った
鯖江の印象は、眼鏡の聖地なんだなと!
コロナ禍でなければ、なかなか来れなかったのかも知れないこの旅は、とても勉強になった
目には見えないところに沢山の工程があり、職人の手が加わっている
高価な眼鏡フレームには理由があるのだ
メガネへの愛着が、改めて湧いた出張でした