【はなまめと本】『ヘテロゲニアリンギスティコ〜異種族言語学入門〜』3巻
📕➪** 【ヘテロゲニアリンギスティコ~異種族言語学入門~】3**
🖋➪** 瀬野反人**
装幀・デザイン ➪ DRILL(下元亮司)
出版社 ➪株式会社KADOKAWA
定価 ➪ 574円(税込)kindle版
◇はなまめʕ ・ω・ )のひとことふたこと◇
「雪が降ってる巻です。暑い日に読むと涼しい感じがしました。もふもふしたひとたちと暮らすのはあたたかいだろうな、と思って、少し羨ましくなりました。ねこバスの中で裸足で転がったら気持ちいいだろうといつも思っているくらい、もふもふをいいものだと思っています。」
◇よしこ٩( 'ω' )وの読書日記📝◇
定住がないスタイルなので、冬の間の居住箇所を自分で簡単に作らなくちゃいけない生活。簡易的な家を知らない土地の分からない土や植物のようなもので制作するのは、骨が折れるに決まっているのに淡々とこなす主人公のハカバくん。。。ハカバくんは、『ナスDの冒険』くらい凄いことをしてるなと思うけど、ナスDほどの強くて熱いエンジンじゃなく、静かに確かに動いてるなぁ。。。そこが冒険家や探検家と、学者の違いだと感じる。2次元と3次元くらべだけど!
この世界を混沌としていると感じているのはそこを知ろうとしていないだけで、知ろうとすれば混沌ではなくなる。ハカバくんがしているのはそういうことなのだけど、その真摯な態度での世界への向き合い方が凄い理想的。こうありたい。きっちり取る記録もなんだかすごく好き。そして、読み返しては自分の見方のバイアスに気付いたりしてるところを見て、記録ってやっぱり大事だなと思う。日記すらサボりがちなのに。
しかし、この巻で一番心動かされたものは話と話の間に描かれていた『不思議なくらいうまい氷柱』。氷柱をぽりぽり囓るのがなんだかすごく美味しそうと思ってしまった。食いしん坊万歳。(もしかして貧血?)
しろくまʕ ・ω・ )はなまめとわし(*´ω`*)ヨシコンヌがお伝えしたい「かわいい」「おいしい」「たのしい」「愛しい」「すごい」ものについて、書いています。読んでくださってありがとうございます!