魅惑のキューヴル美術館#1
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
ぼくは元気です。
なかなかお出かけできなかったのですが、
去年の12月にキューヴル美術館に行ってきました。
今日はその時のことを書こうと思います。
キューヴル美術館とは…
漫画家であり、イラストレーターであり、アニメーション作家でもあるキューライスさんの作品を
美術館のように鑑賞することができる
最高の展覧会のことです。
ちなみに。
『キューヴル』なんですよ。
フランス語表記も『MUSÈE DU QOUVRE 』。
おしゃれです。
キューライスさんのマンガを毎日楽しみに読んでいます。
本当に毎日マンガを更新しているので、すごいなと思っています。
こんなに楽しい気持ちにさせてくれるマンガを毎日読めることが本当にうれしいです。
こちらは入口です。
チケットを買ったら、スキウサギさんがSEXYにお迎えしてくれていました。
まるでキューライス王国へ入国するような垂れ幕が!
キャラクターのシルエットとQの文字のデザインにワクワクしました。
入場して一番初めの作品がお出迎えしてくれました。
ご覧ください。
こちらが、あの、有名な、
【フェム】
です。
横から見てみましょう。
こちらはブロンズ像です。
キューライスさんの頭にスキウサギさんがしっかりと乗っていらっしゃいます。
キューライスさんのTシャツはしっかり『Q』と立体的に浮かんでいるデザインだったんですね。
スキウサギさんはキューライスさんの頭の上が「スッキ」みたいです。
次に目に飛び込んできたのは油絵です。
今回の展覧会ではキューライスさんがひと夏かけて描いた渾身の油絵作品を見ることができるのです。
「すごく有名な、あの絵が!」と思いましたが、
よくご覧ください。
よく見たらスキウサギさんです!
いっぱいのスキウサギさんがダンスをしています。
次の展示室は赤い壁のお部屋でした。
きれいな赤い色にはキューヴル感があり、作品がとても映えていました。立体作品があるのもこの展覧会ならではです。
まずは木彫りの悲熊さんと鮭さんです。
すごい躍動感です。
そして、今にも動き出しそうな白い彫像が。
こちらはウサス像です。
ぽってりとした足ですっくと立つ姿に見惚れました。
お部屋の真ん中に設置されたこちらの像はチーズフォンデュ鍋からつまみ出されたスキネズミさんです。熱くないんでしょうか?
立体作品群の後には油絵の肖像画が並びます。
金色の額もとても素敵な肖像画です。
こちらはネコノヒーさんの肖像です。
こちらのネコノヒーさんは『実際に何にも考えていない表情』だそうです。
何も考えないことができるなんて、すごいです。
瞑想の極致です。
どの肖像よりも大きい肖像でした。
手元のリンゴがなんとも言えず美味しそうです。
ここの説明書きではすごく、ものすごく笑ってしまいました。
一体何個りんごを買わされたのでしょうか?
描き切るまでの苦労が偲ばれます。
こちらはスキネズミさんです。
素敵なポージングです。
この絵はとっても怖そうでしたが、平和な内容でした。
この絵もどこかで見たことがあるな、と思ってヨシコちゃんに訊いたら、【我が子を喰らうサトゥルヌス】だって教えてくれました。
よく覚えてるな、と思ったら、説明書きにしっかり書いてありました。
展示室の横を誰かが横切ったような気がして、顔を向けると、彼が意気揚々と歩いている姿を見ることが出来ました。
このお部屋の最大の見せ場である作品をいよいよ目にすることが出来ます。
チラシにもなったあの絵です。
こちらがそのステンドグラス画です。
線対象のデザインと色の組み合わせがとっても素敵です。
散りばめられたモチーフのかわいさにも心が奪われました。
床に映るステンドグラスも美しくて、じっと眺めていたいくらいでした。
第一のお部屋はこちらで終わりです。
明日は第二のお部屋について書きます。