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献血することと、できること。
わたしは、10代、20代は、献血できなかった。
貧血気味で、血が薄かったのだ。
親からも、怖いだの、血が減る
(まあ、そりゃ、一時的には減るんだろうけど)だの
言われて、献血はしないように、言われていた。
もう一昔のこと。
予定の間に空き時間がたっぷりあるなぁ、と歩いていたら、
ビルの下で献血を呼びかけていて、迷ったけど、行ってみた。
そこで、献血できる状態になっている事がわかり、
具合が悪くなったりもしなかったので、
その後、大きなセンターが市内にできてからは、
通り道なので、時間があれば、たま~に行く。
といっても、年にせいぜい2、3回。
わたしにとって、別段、大したことではなく、
まぁ、コーヒーショップで休憩するより、
ただコーヒーは飲めるし、休めるし、雑誌は読めるし、って感じ。
なので、献血に行ったことを、
2度ほど、Facebookで書いた。
なぜ書いたか。
おもしろエピソードがあるからで、
それがたまたま、献血のときなだけで、
別に、カラオケに行ったときでもいいわけ。
2回とも、同じ反応があった。
一つは、
素晴らしい奉仕精神、と称えるもの
今一つは、
それって偉いわたし自慢?と言いたげなもの
それがなにか? わざわざ書くなんて、
いい人アピール以外あるのか? ってな反応もある。
こちらこそ、それがなにか?
なんでアピールだと思うのさ。
献血は、むちゃくちゃ問診が多くて、
そうそう簡単ではなく、
努力でできる、できないが分かれるものでもない。
✖輸血経験のある人
✖海外との行き来が頻繁な人
✖3日以内に虫歯治療して出血したたばかりの人
✖服用している薬によっては
✖6ヶ月以内に、不特定多数または、新たな異性と性的接触があった人
✖ヒト由来プラセンタ注射薬を使用した人 エトセトラ、エトセトラ
こうなると、なんのことだか、わからないのだけど、
まぁ、訊いたこともないから
該当しないでしょうよ、って感じ。
あと、血圧、体重、体温、血の濃さとか、いろいろ。
なので、できないからといって、全く気にする必要はなく、
できる人がする、という類のもの。
偉いとか、偉くない、とかでもない。
わたしだって、血が減ったままなら、やらないよ。
6月14日は、世界献血デー らしい。
なんか、自分は大丈夫そうかも、と思ったら
経験しておくのも、悪くないかも。