第一回包子選手権
今回は、詳細なレシピを載せていません!
包子選手権を開催したときの、ただこんな感じで作ったよ~のレポです。
みんな私の育てた可愛い包子ちゃんたちを見てください♡
戦いの火蓋は切って落とされる
おうちごもり期間、外に出られないし液晶画面も見飽きたとなると、自然と興味が食に向く。ちょっと手の込んだものが作りたくなる。
そんなムズムズがたまった高校の友達とLINEで、自粛のおうちごもり暇だー!なにしよう?!となってやることにしたのが、
“第一回包子選手権”!!!
とてもざっくりいうと、包子(パオズ)とは中華料理で生地になにかしら具材を包んだもののこと。肉まん、小籠包、餡まんなどなど……。
想像すれば明らかなのですが、これらを生地と中身それぞれ1から作ろうと思うとそれなりに手間がかかる。しかも関西には美味しい某豚まん屋さんがあるし少し足を延ばせば神戸の中華街がある!まさに、時間とやる気があるときしか作ろうと思わないちょっと手の込んだ料理としてぴったりなのです。
また余談ですが、この友達同士のグループの名前が包子なので(注.女子高生は複数人で集まるイツメンに何かと名前を付けたがるものである)包子選手権、みんなお料理上手なので相手にとって不足なし。
みんなで“俺の考えた最強の包子”を出して戦わせようぜ!となりました。
そのころ私が丁度「焼きたて!!ジャぱん」という漫画を読んでいたので、大いに影響されていますが……。
というわけで私が作ったのは
包子三銃士!
―台湾風チャーシューまん
―中華風カスタード胡桃餡まん
―エビチリまん
のお三方です。
生地づくり
生地づくりの工程はサクッと行います。なぜならうちにはホームベーカリーがあるから~~!
リスキーな手ごね発酵には手を出さない。逃げるというのもまた一策。ズルじゃないです。
しかし、ただ単にネットでレシピ調べてボタンポチポチするだけっていうのも芸がないよな、とここで一工夫。
水の1/3を甘酒に置き換える。
もう、発酵に対する知識とかガバガバなんですけど、焼きたて!!ジャぱんで酵素が糖を出して甘くなる的なことを言っていたので、優しい甘さの生地になってくれるのでは?酒まんじゅうとかあるし~と思ってやってみました。結果はちゃんと膨らんでくれたしほんのり甘酒がかおる生地になって満足でした!
具材づくり
まずは本命台湾風チャーシューまんから!
チャーシューは、肉をスパイスで漬け込むところから始めていきます。
豚肉ブロックをドン!自分の好みで、脂が少なめのお肉です。
台湾のチャーシューと言えば八角などの甘く独特なスパイスの香り。また本来ならば紅麹などをつかうこともあるようですが、今回はあくまで台湾“風”なので自家製塩麹で味付け&肉を柔らかくしていきたいと思います。
ニンニクのみじん切り、塩麹、胡椒、五香粉をまぶしたら、ラップやビニール袋に包んで一晩置きます。
一晩漬け置いたら、表面を焼いていく。そしてお鍋に醤油、みりん、料理酒、砂糖、白ネギ、にんにく、唐辛子、五香粉と花椒とお水を一煮立ちさせ、肉を入れてじっくり煮込みます。2時間ほど煮込んだら、再度一晩寝かせます。
3日目!じっくり味のしみ込んだチャーシューを角切りにして、タケノコの細切り水煮とともに昨日の煮汁ごと煮込む!水溶き片栗粉でとろみをつけて、餡は完成です!
お次は中華風カスタード胡桃餡。
ただのカスタードじゃなくて、なんとなく中華スイーツ感を出すには、スキムミルクをいれるとぽくなる、気がする。黄身餡って感じ。
卵黄を使いますが、このときしっかり白身を取っておくと後で触感が良くなります。手間でなければ濾してもよい。きび砂糖と牛乳、スキムミルク、小麦粉、バター、バニラエッセンスなどを混ぜて、焦げないように混ぜて硬くなったら火を止める。最後に砕いた胡桃を入れたら完成!
最後はエビチリ!
エビチリは、晩御飯の残り物なので知りません!お母さんが作ってくれた、美味しかった。
包子にする
一次発酵が終わった生地を等分にし、薄く広げ具材を包んでいきます。
これが、あんまり上手にできなかった。半ば投げやりになってしまった。大事なのは味!!
クッキングシートの切れ端の上に載せて、10分ほど蒸していきます。
で、できた~!
ホッカホカの包子!なめらかつややかではないけれど、俺の作った最強の包子!いざ実食!
まずは台湾風チャーシューまんから。
あつあつの餡が流れてくる!たけのこでろーんって感じだけど、花椒がアクセントになってて美味しい。チャーシューも食べ応えたっぷり、すこし濃いめの味付けが生地とあう。
エビチリまんも美味しい!安定の美味しさ。お母さんありがとう~っ
中華風カスタード胡桃餡まんは、個人的にかなりヒット。ねっとりした甘さの餡と胡桃の風味がうま!また作ろう。
できたてほかほかの包子は格別の美味しさですね。生地はもっちりふかふかで、ほんのり甘酒風味。
また作ろうかな!
以上、私の包子ちゃんたち自慢でしたっ。
でも次は、持ち寄りで色んな種類の包子食べ比べとかしたいな。ていうか中華街行きたい、むしろ本場に食べに行きたい!
包子のイデアへのあくなき探求は続くのである。
完