見出し画像

【料理】きのこのゆるリゾット


イギリスで美味しいご飯を食べたい貧乏大学生が、テッキト〜に自炊する様を書くやつです。料理の素人がうろ覚えの知識でやってます。
バカなのでご飯を作ってるそばから食べるし、炭水化物やタンパク質、野菜のどれかを抜いたりするし、彩りを気にしない。分量も計らない。ただ、上手に作れればそれなりに美味しいものができると思います。

第一回目は、超絶簡単きのこのリゾット!材料も超シンプルだし簡単なので、生きるの面倒くさいが死なない程度には食べたいって時におすすめです。あと生米から作るからそれなりに本格的なのでは?アレンジもききます。


【材料 1人分】

きのこ 半パック
生米 出来上がった時こんくらい食べたいなぁと思う量の半分弱
オリーブオイル 適量
にんにく 一片
塩 適量
胡椒 適量
あと出汁が足らんと思うやつは、コンソメでも入れろ。

えぇ、材料これだけでいいんですかぁ?!これだけでいいんです。
きのこは、マッシュルームがおすすめですけどなんでもいいです。人に振舞うならポルチーニとか入れてもいいし、舞茸とかいれちゃって「三種のきのこのリゾット」みたいなオシャ飯にしてもいいけど、金のないお前は店で一番安いきのこを買え。ただ椎茸とかは微妙なんじゃないかな。量は一応半パックとしていますが、好みによって増減しても良いです。
ちなみに、1パックまるっと使えば多分うまみは十分ですけど、きのこのポテンシャルによってはコンソメとか足した方が美味しいかも。まぁ味の調整くらい己の舌でやって下さい。
米は煮たら予想以上に膨らむので、このくらい食べたいな、でも膨らむからちょっと減らさないとな、くらいの生ぬるい加減の仕方では多くなってしまいます。まじで、出来上がった時に欲しい量の半分弱がちょうどいいです。

1.

きのこは7㎜くらいのぶ厚め薄切りにする。マッシュルームだと、3枚か4枚にするとよい。にんにくはみじん切りにする。米は洗っちゃだめです。洗うと、ぬめりがでてリゾットがネチャアってするので。

2.

鍋に、きのこをそのまま入れる。強めの中火で蓋をしながら焼きます。きのこしか入れなくていい。ただし、油もしいてないのにテフロン加工のやつで強火にすると鍋に悪かったりするので、気を付けて。
運が良ければ、きのこがキュッキュキュウ……と命乞いをしている声を聞けます。生殺与奪の権を他人に握らせるな!!!!!!!!
焦げ付かないよう、たまに鍋の底からかき混ぜてください。しばらくするときのこが茶色い汗をかいてきますので、まぁちょっとしぼんで焼き色が付いたら、塩を適量加え馴染ませます。
この時点で美味しい。きのこの旨味が出てる。すでに一品できてしまったので、とりあえず1/4くらい食べる。旨い。

これが

こんな感じ


3.

つぎに、若干火を緩めてにんにくとオリーブオイルを入れて混ぜる。オリーブオイルは大匙二杯くらいかなぁ。計ってないのでわかりません。オリーブオイルがきのこに馴染んで、にんにくの香りが立ち上ってきたらオーケーです。
この時点でもまた別の味わいがあって美味しいので、また1/4食べる。旨い!居酒屋で出せるな。ジェネリックアヒージョじゃん。
ちなみに、私は小学校3年生くらいまできのこが苦手だったんですけど、学研まんがでよくわかるシリーズ「きのこのひみつ」って本を読んできのこの素晴らしさに目覚めて食べられるようになり、椎茸の原木を買ったことがあります。きのこが苦手な人は読んでみてください。

4.

鍋に生米を入れてください。んで、米をあまりガシャガシャやると出来上がりがドロォッとなるので、油が米を包み込む感じにするくらいで。ちょっとだけそのまま米を炒めます。なんで炒めるんかは知らん。若干米が透明になって来たかなって思うまで炒めるのが理想。その間にお湯を沸かしてください。

5.

お湯が沸いたら、火を少し強めて、まずは米に被るくらいまで入れる。この時、鍋もお湯も十分熱されていて、お湯を入れたらジュワァァアってちゃんと泡が立つのが良いです。リゾットをヌチョオってさせずにきちんと米粒の立ったプロっぽいやつにするためには、鍋の中の温度を下げないのが大事って聞いたことがあります。

こんなん

また、水分量が多いと中で米同士が摩擦でネチャネチャしだすので、適宜熱湯を足してください。つまり、煮え切るまで常に熱湯を用意しといて。電気代もったいないけど。水分がなくなると焦げ付くので、減ったと思ったらまた被るくらいまで湯を足す。これを3回くらい繰り返すと、良い感じになる。
出来上がった目安は、普通に味見して米に火が通っていたら〇。でも、リゾットだし多少白かったり、アルデンテでも大丈夫です。
味見しながら、味の調整もしてください。こないだ私はきのこが少なかったのでコンソメを足しましたが、きのこが不自然に減ってなければ塩を足すくらいで良いと思います。

あとは、器によそってなんかいい感じに中央に胡椒を盛ったら、完成!

完成品は米粒が立ってて、素材の旨味が出ててむっちゃ美味しい。しかも材料費100円前後やと思う。安!ただし栄養価はそんなにない。
ネチャアっとしてないのは、米が“静”でスープが“動”、おかゆのような“混沌”の状態ではないということです。ちゃんと米粒が立ったリゾットは、立ってるなと分かります。逆に、今後店でリゾットを食べたとききちんと米粒を立ててないものだとすぐにわかるので、「あぁ、“立ってない”系のやつね(笑)」とマウントを取れます。
途中で胡椒やパルメザンチーズを足して味変してもいい。ベーコンとか入れてもいいし、きのこの種類にバリエーション持たしてもいいし。無限大じゃん。
とりあえず、このシンプルなレシピで作ってみてください。


いいなと思ったら応援しよう!

ハナ
サポートでいただいたお金は食費にします!スキを押すと、おみくじが引けます。