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Diary2024/10/06 なんてことのない特別な1日
ここしばらく、なんかいろいろツイてない、ネガティブな事が立て続けにふりかかる事が続いていて、心身疲れてました。
春、しばしの無職生活をエンジョイしていた元同僚が声をかけてくれて、温泉に行きました。
まだ、骨折が完治していなくて肩を吊っていたので、いわゆる湯治。
滝見に行ったり、おいしいお蕎麦食べたり、ぼんやり景色見ながら露天風呂を堪能したり。
いい旅でした。
んでもって今回は、疲弊していた私に、別の元同僚が声をかけてくれまして、散歩に誘ってくれました。
都会から離れて少し山にはいった小さな街。
緑の中を散歩して、たまたまはいったお寺で写経をして、週末しか開けないというコーヒー店でおいしいコーヒーを飲みました。
夕暮れ、小さなワインバーを見つけたので、そこで軽く一杯飲んでそれぞれ帰宅。
なんかもう本当にいろいろしゃべってました。
いやもう、こんなに話す事あるんかい、ってほどにしゃべってた。
仕事の話が多いのですが、内容というよりは、どういう姿勢やスタンスで仕事をするかとか、難しい人相手にどう対処、対応するかという話が多いです。
趣味はまったく合ってないし、プライベートな部分で共有するものはないのですが、考え方や価値観、方向性が近いのでしょう、率直に意見を交わし合う事ができます。
さらに、お互い相手の仕事ぶりや職場での姿を知っているので、信頼感が違う感じがします。
いい加減な事はしない、嘘がない、きちんと仕事をし、いかなる人、いかなる事にもフェアである。
意外にそういう人は多くはありません。
愚痴や悪口はなし。
話す事で整理ができ、それを聞いた相手は自分の考えや見解を伝える。それによって、視点を変えて考える事ができたり、対応をあらためて見直す事ができたり、あるいはわからなかった事に理解の糸口ができたりします。
まぁ、たいていはアホみたいな話して笑ってるんですけれども。
ネガティブな状況やおかしな環境の中に長期的に置かれると、自分の軸や価値観がぶれ、下手をすると ”朱に交わって” しまいます。
この ”朱に交わって自分も朱くなる” はものすごく怖い事で、つまるところ、気が付かないうちに自分もオークやゴブリンになってしまうって事で、そうなると、もう戻れない、もしくは元に戻るのはとても難しい状態になります。
彼女たちと過ごす時間、話す事は、そうならないためのストッパーで、自分自身がぶれかけていたものを、かちっと元の位置に戻す大事な時間だなと、今回あらためて思いました。
コロナ禍数年の間に、人間関係、友人関係が変わりました。
そういう人はけっこう多いようで、でもみんな、それがなぜか、何によるものかはわからず。
私は、しょっちゅうLineでやり取りするとか、しょっちゅう会うとかいう事はほぼなく、はっきりいえば人づきあいが良い方ではないと自分で思っています。
なんたって、いちばんよくしゃべってるのはゲーム友ってくらいで(定期的にプレイしてるから)、同世代の一般的な女性のライフスタイルからはかなりアウェイではないかと。
友達多いですねと言われる事がわりとあるのですが、数にしたら少ないと思いますし、会う頻度も多くはありません。何年も会ってない人もいます。
ただ、いずれも濃度は濃いような気がします。
基本、会社では必要最低限の事しか話さないし、自分からお友達になりましょう!みたいなアプローチはしません。
そういう中で繋がったご縁なので、大事にしています。
ワイン飲みながら、「楽しかったねー、何が楽しかったか、説明できないんだけど楽しかったねー」と、ふたりで言い合っていました。
来週、別の元同僚とご飯を食べる予定がはいっています。
余計な事はいっさい言わず、いつも淡々と仕事をしていた彼女、時々会ってご飯食べながら大笑いして、リフレッシュする間柄です。
特別な何かがあるわけではありませんが、自分にとって、彼女たちと過ごす時間は特別なもの、特別な時間だなと、最近あらためて思っています。