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オーケストラ練習〜便利なメトロノームアプリを知る〜
2025年になって初めてのオーケストラ練習に参加してきました。
前回の練習は約1ヵ月前。その時も体調があまり芳しくなかったのですが、今回も好調とは言えず。
とは言え、練習会場まで行ったからには…と、頑張って吹いてきました。
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この日の練習は「ダフニスとクロエ」から。
一応、個人練ではひと通り吹けるようになったと思っていたけど、合奏になるとなかなか難しい。
この曲はどのパートもテクニック的に難しくて、皆が苦戦しているのが聞こえてくる。
私は特に、最後1ページの指の練習が足りていないのを痛感。最後の方を重点的に練習しなきゃ。
そして今回心配になったのは、オケの中でアルトフルートがちゃんと聞こえるように吹けているのか…という点。
本番が近づくと練習の参加者が増えてきて、今回の合奏はこれまでより人数が多い。当然、周囲から聞こえてくる音も大きくなり、自分の音が聞こえにくくて。ちゃんと鳴ってるかな?と心配になる。(ホルンと一緒に吹いている所なんかは、聞こえなくて当然なんだけど。笑)
ふだん高音域の聞こえやすい音を吹いているためか、アルトフルートは聞こえにくく感じて、もっと音を出さなくてはいけない気がしてしまう。
でも大きい音を出そうとすると、音が割れたり裏返ったりしやすくて。テンポが速いところでは尚更。しかもこの曲は変拍子が多く、ついていくだけで精一杯。
音量のバランスは最終的には、ホールでどう聞こえるかなので、今はできるだけしっかり鳴らすことだけ考えることにする。
しかし、テンポの速い変拍子なんて、リズム音痴には鬼門でしかないのだけど、特に後半の「全員の踊り」は5拍子で、5拍子って馴染みにくいし、数えにくい〜(●´⌓`●)
でも「踊り」だからリズムは正確に。
ということで、メトロノームで練習しなきゃいけないんだけど、変拍子があるとメトロノームで練習しにくい…と言っていたら、他パートの団員さんが便利なメトロノームアプリを教えて下さいました。
曲の変拍子に沿ってプログラムを組めるそうで、この曲用に組んだプログラムまで準備してくれていて、ありがたい〜!
つくづく便利な時代ですねぇ。
良いアプリを教えてもらったので、ぜひ使って練習してみようと思います。
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その後はブラ1。
コンサートフルートに持ち替えると、楽器が冷えていて音程が定まらない(;_;)シビアなところも多いので、ヒヤヒヤしながら吹きました。
(2ndフルートの方とまた音程の確認もした方がいな、と脳内メモ。)
この日はVn奏者のMさん(プロ)が指導に来て下さっていて、弦楽器への指示多め。
フルートを吹かず、(Mさんの指導と弦の演奏を)聞いている時間が長めだったので、弦楽器パートがどんなことを弾いているか、耳を澄ませてみました。
これまでは自分のことに必死すぎて、あまり冷静に弦楽器のことを聞けていなかったけど、こうやって聞いていると、やっぱりブラームスの弦楽器って大変そうだなぁ…と思ったり。
私は、ブラームスって弦楽器がおいしく、且つ難しく…で、弦楽器奏者たちが燃える(?)曲だと思っているんだけど(別に、管楽器も簡単というわけではないですけど^^;)、管楽器は弦楽器がしっかり出来上がった上に、乗っていく感じかな〜弦がしっかりしてないと上に乗れないな〜と思ったり。
(笛吹きの独り言なので、弦楽器奏者の方の見方は違うかもしれませんが…)
もっと弦楽器を聴いて演奏できるようにならないと。そして、他の木管楽器とのアンサンブルもお互いの音をよく聞けているとは言いがたいし。課題だらけです。
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このM楽団の本番って、まだまだ先のような気がしていたけど、気がつけば練習回数も残り少なくなってきて、あまり悠長なことは言っていられなくなってきました。
もっと余裕を持ってできるようになってるはずだったのに、おかしいなぁ?
とりあえず次回の練習には、体調万全で臨めるよう整えていきたいと思います。