オーケストラ練習〜演奏だけでなく、交流できるから楽しい〜
少し前の、オケの練習日。
この日は体がしんどくて、本当は午前中にも予定があったんだけど、そちらは泣く泣くキャンセルして、午後からオケの練習に参加しました。
この日のオケ練は、演奏会の曲について、大事にしたいポイントや作曲背景を、指揮者が解説してくれる日でした。
指揮者はアマチュアですが、ものすごくよく調べていて、仕事をしながらそれだけの勉強をする姿勢や熱意に、毎回圧倒されています。
かなりの熱量で話すので、情報量も多く、話を聞く時間も長い。よって私たちが演奏する時間は短め。この日の私は本調子でなく、いざ合奏!の際、かなり不本意な吹きぶりで心苦しい。
特にアルトフルートに持ち替えてから、少しクラクラとしてしまい、曲の半分ほどを吹かずに終わってしまいました(/_;)
体調が万全でないだけでなく、オケ曲の練習不足の自覚もあり、年末まではオケの曲をゆっくり練習する余裕はないのですが、そろそろエンジンかけないといけない時期なのに…年始からはオケの曲に注力した練習計画をたてないと…と反省しました。
そんな演奏時間短めのオケ練でしたが、私が吹くフルートの音を久しぶりに聞いたフルートの団員さん(数年ぶりにご一緒する&今回の曲も乗り番がかぶっていない)から、「なかえさん、楽器変えられましたよね?」と言われました。
「そうなんです〜2年ぐらい前に変えたんです〜」と話していると、「やっぱり!音が違うと思いました!」と言われました。
本当に?!
これまで楽器を変えたことについて、周囲から何か言われることがあまりなかったので、「本当ですか?!」と思わずテンションが上がりつつ聞き返すと、「より音が飛ぶ感じだし、音違いますよ〜」と言われてうれしい。
私としては、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったフルートで、でも周囲からはそんなに反応もなく「変える必要なかったのかな…?」という気持ちが心の隅っこにあったので、そう言ってもらえて、本当に嬉しい(*˘︶˘*)
楽器店で店員さんに「ナガハラは遠鳴りする楽器ですよ」って言われたけど、自分では遠鳴りを実感できてなかったので、安堵の気持ちも少々。 先日、ちらっと木管フルートを試奏してみようかとか考えたのですが、いやいや、もっとこの楽器と仲良くなるのが先だと思い直しました。
***
練習後、今度やるトリオの楽譜を握りしめてコンマスを掴まえ、「教えてほしいことがあります」と言いました。
FI・Vn・Pfの楽譜を使って、フルート・ソプラノ・ピアノのアンサンブルを練習しているのですが、私が吹くVnパートの楽譜によくわからない記号?指示?があるのです。
いちおう調べてみたもののわからず、合わせの時に3人で「何だろうね?」と言い合ったけどわからず。 「弦楽器の奏法の指示かな?」と言い合って、謎のままになっていました。(弦楽器のことに疎い3人…)
コンマスにその箇所を示して、これはどういう意味か聞くと、「あぁ。これはG線で弾くようにという指示でしょうね」と即答してくれました。
G線で弾く?
「これは普通はD線で弾くと思うのですが、あえてG線で弾くようにという指示です」
G線とD線??
ハテナの飛びまくる私に、「G線はD線より太いので、より太いというか、豊かなとか温かみのある音で、というイメージですかね」とわかりやすく説明してくれるコンマス。
そういうことか!納得!!
さすがですね。助かりました!本番前に解決できてよかった〜
しかし他の楽器のことって知らないことばかり。(フルートのことも知らないことばかりだけど)他の楽器の人と喋るのって、本当に楽しいです。