【大人のひとり暮らし】子宮筋腫、子宮内膜症で子宮全摘出を決めるまで。①

来てくださって、ありがとうございます。
牧ハナコです。

30歳のとき、激痛に襲われて婦人科を受診。
子宮内膜症と診断されて、
低用量のピルを飲んで過ごしていた。

ピルでは痛みが治まらないなあと感じ始めていた39歳。
またもや、激痛で動けなくなり、入院して安静に…となった。

数日で退院はできたのだけれど、
「子宮がどんどん大きくなってきている。40代も近く、血栓症などのリスクがあるためピルはこの先、おすすめしない。お薬を替えましょう」と医師に言われ、ディナゲストというお薬を飲み始めた。

飲み始めて数か月。
なんだか気持ちがとても落ち込み、食欲もまったくなく、考えることがどんどん後ろ向きになっていく。
その頃のパートナーは北海道にいて、遠距離恋愛をしていて、「この仕事は辞めてそっちに戻る」と言いつつ、うだうだと動かない彼に対して、ものすごくストレスを感じていたこともあり、さらに気持ちはいつも沈んでいた。

この気持ちの沈みと、お薬は関係があるんだろうか?
不安になって、医師に相談すると、
「そんな症例はないです」とのこと。

なんだかもやもやしながら服用を続けていたけれど、
どうしても、なにをやっても、辛い気持ちが改善せず。

その頃知人に薦められた別の医師に、お話を聞いてみよう、と受診をし、こんな状況なんですが…と言ったらひとこと。
「間違いなく、お薬のせいです。そういう方、たくさん診てきましたよ。大丈夫、やめてみましょう。そんなに辛い思いをしてまで、続けることはないです」


同世代くらいの女性の医師に、柔らかくそう言われ、ぼたぼたと涙が出た。
やっと、肩の荷が下りたような、そんな感じ。


お薬をやめてから、ぐんぐんと気持ちは上向きになってきて、ああ、やっぱり…という実感と、また痛みが戻ってくる悲しさと。


痛みが強くて、仕事も休まざるを得ない日が増えてきた頃。
さて、どうするか…。

医師と相談をし、選択肢として、

①子宮にリングを入れる(ミレーナ)

②ディナゲスト再開
③子宮全摘出


①については、ハナコさんの状況を見ると、痛みの軽減につながらないかもしれない、と言われた。
②については、絶対に嫌!もうあんな落ち込みは体験したくない!と思った。

じゃあ、③しかないの…?葛藤の日々。
その時、私は40歳の誕生日を目前にしていた。



続きはまた。

読んでくださって、ありがとうございました。

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牧ハナコ | 大人のひとり暮らし
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