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【大人のひとり暮らし】両親との付き合い方。気疲れやおっくうさを抱えてまで、実家に行って時間を過ごす必要は、ないと思う。

来てくださって、ありがとうございます。
牧ハナコです。


仕事から帰ると、玄関に野菜や絵葉書がおいてあった。
実家の母から。
庭で採れた野菜や、最近父と行った美術館みやげの葉書だそう。
(長谷川潔の『狐と葡萄』という作品。とっても好みですてき!)
こうしてちょくちょく、なんやかんやと差し入れをしてくれる。




自分が心地いいと思うお付き合いを

実家は私のおうちから15分程度のところにあり、
思い立てばすぐに行ける距離。
以前は頻繁に、帰っていた。
野菜もらったり、使わなくなった家具や雑貨を持ち帰るため。
(母は「捨てるぐらいなら、私が使う!」と言うので)

友人関係も、職場の人間関係も、「おつきあい全般」を、
無理をせず、
自分が”心地よい”と思うくらいの、
ちょうどいい距離感でやっていこう、
と思い始めたこの頃。
それにはもちろん、家族も含まれるわけで。

実家へ行くのがおっくうな理由

実家に行って元気な顔を見せることが、
親孝行なのは重々承知なのだけど、
貴重なお休み、やりたいこともたくさんある。
不用品を持ち帰っていたけれど、ふと、
『親が死んで、実家を片付けなきゃいけなくなった時、
これらのものを捨てるのは私…』と気づいた。

そして何より、”親に気を遣うこと”が疲れる。

とてもいい親で、自由にさせてくれるし、
口うるさいことはあんまり言わないのだけれど、
『元気でいること』『仕事がんばってること』『楽しく暮らしてること』を、心配しないで!やってるよ!というのを伝えることが、疲れるなあと…。

親なのだから、気を遣わず、
思ってることなーんでも話せばいいじゃない、
という人もいるだろうけど、
きっと親もそう思っているのだろうけど、
心配をかけたくないし、
もともと、親に「思ってること何でも話す」っていうの、
あんまり得意じゃないのかも。


ライフスタイルの違いって大きい

うーん、なんだろうなあ…。
私は独身で、母親は結婚して長いこと家庭人で、
ライフスタイルが全然違っていて、
見えている世界や価値観が違う。
これってきっと親子関係以外でも言えることで、
例えば、
独身で仕事を持っている女性と、
子育て中の友人と、
ちょっと会話が続かない、というか、
話題が重ならなくて、話していても楽しくない(というときつい言い方だけど)というか…。


実家に行って時間を過ごすことを、自分に無理に課す必要はない

私は、独身でいることに深い喜びを感じているし、
親が元気で私をいつまでも心配し、大事に思っていてくれることも、
とても嬉しく思っている。
そのことはこの先もずううーーーっと変わらないと思うけれど、

共有する時間は、
こうして年齢を重ねていくなかで、
少なくなったり、必要になれば多くなったり(介護とかね)、
で、いいのじゃないかな。なんて思う。

気疲れやおっくうさを抱えてまで、
実家に行って時間を過ごすことを、
自分に無理に課す必要は、ないと思う。

私が毎日を、
心楽しく、心地よく、自由に、
快適に、無理をしないで暮らしていることが、なによりも大切。

そう言い切っていいと思う。

もらった絵葉書をトイレの壁に飾りながら、
ふとそんなことを思った日。


みなさんは、実家とどうお付き合いをしていますか?


読んでくださって、ありがとうございました。



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