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大事な物を失って〜私と小春
突然も出来事だった
4/30明け方、勢い良くクシャミをした小春
痰を切ろうと咳払い
それから様子がおかしくなった
眼が片方あかない
充血もしている
食欲もない
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病院から途中連絡で眼圧が測定不能に近く上がっている
緑内障?
仕事が終わり病院へ向かった
眼に腫瘍があり、房水の流出ができず眼圧が上がったと報告
小春は元々肺炎も起こしやすく、一週間ほど前まで入院していた
しかし眼は残念ながら誰も気づけなかった
目の腫瘍は眼球の中にできていた
クシャミや咳払いで圧がかかり、目の裏側にあった物が移動したと考えられた
眼圧が高すぎる為、痛みもあると言うこと
房水を抜く事も腫瘍が散ってしまう可能性もあり出来ず
眼球摘出
その場で『わかりました』とは言えず
帰ってすぐ連絡しますと言って病院を後にした
痛みを伴う為、麻薬テープを貼る小春
摘出しか無い事はわかっていたが私には少しの時間が必要だった
帰る車の中で『お願いします』と言える準備をした
5/3に手術に決定
もちろん腫瘍が悪性である事も十分考慮しての手術
しかし、翌日眼は更に腫れた
すぐに病院に連絡し「5/3までは持たなそう!」と伝えた
すぐに来てと言われ、その日のうちに緊急手術となった
今の医療はすごいもので犬でも義眼がある
主治医は言いずらそうに、小春にはアレルギーなどの観点から義眼は難しいと口をひらいた
(私や小春に対する優しさだと感じる)
私は義眼が出来ない事は大した問題では無かった
小春に一つ眼が無くなっても美人であるに違いない
手術も無事終了した
取り出した眼球は綺麗に崩す事なく取り出されていた
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病理検査は悪い物でないように主治医も私も願っていたが
残念ながら良い物ではなく厳しい状況である事が伝えられた
小春は可哀想な子ではない
大事な物を失った分、これからは幸せしか訪れない
美人健在だった
今まで以上に一つの眼はキラキラとしている
そして小春は強運の持ち主である
☆このまま眼の裏にあれば破裂する危険もあったが、眼一つですんだこと
☆そして、小春の体質も考慮し、アレルギーを起こしづらい麻酔や糸を準備して
その日のうちに手術できる病院や主治医に出会えている事
病気や怪我、障害を持った事を可哀想と思う人もいるかも知れないが
私は小春を可哀想な子にはしない
今を生きる小春を1番近くでサポートし、
小春らしく過ごせるような選択を考える事が私の役目である
私のところに来た事をラッキーだと思ってもらえるように
これからは幸せしか受け付け無い!
もちろん今後また決断をしないといけない事もある
一緒に頑張れる幸せを感じながら
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〜私と小春の笑顔の始まり〜