第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(復路)観戦記(その2 7区)
(観戦計画)
入生田(いりうだ)から箱根登山電車で小田原へ移動します。
隣の風祭駅は小田原中継所での観戦ポイントの最寄り駅ということもあり、たくさんの人が乗ってきました。
小田原までは3駅(なので登山電車って感じではないのです)、小田原でJR東海道線に乗換えます。
今後の予定としては、大磯で7区、藤沢で8区、新子安で9区、泉岳寺で10区の応援予定なのですが、大磯でしっかり応援すると藤沢に間に合わない、大磯をパスするか藤沢をパスするか、観戦計画を考えます。(考えてくださっているのは同行のぬまっちさんとケンケンさんです)
電車には応援をする人たちが多く、その中には同じように観戦計画をを逡巡としている方がいらっしゃいました。声を出して思案されていて、その方は藤沢へ向かって、そのあと鶴見市場(鶴見中継所、9区から10区)という選択をされたようでした。
わたしたちは思案の結果、大磯を早めに切り上げて、藤沢の先頭ランナーに間に合うように移動するということになりました。
大磯といえば以前、順大がぶっちぎりで優勝したときに、ランナーが速すぎて間に合わなかったということがありました。たぶん2007年、今井正人さんが5区を走られたときだったと思います。
(大磯にて)
小田原から大磯までは営業距離約16キロで電車で18分ほどなのでキロ3分を切って走る選手の応援ができます。
大磯についたら左へということと次の電車の時間を確認して観戦に向かいます。
大磯駅から観戦ポイントへはそこそこの下り坂です。
ということは帰りは登り、、、ここを走るのは大変なのです。
大磯駅で降りて左のほうの観戦ポイントへ向かいました。
コース沿道にはすでにたくさんの人が並んでいるので、すぐに戻ることを考えて沿道には行かずに交差点の手前で応援することにしました。
交差点は交通規制をしていて人がいないので、少し遠目にはなりますが、選手の走る姿をしっかり見ることができます。
沿道に着いてしばらくしたら広報車や白バイやパトカー等が通って、もうすぐ選手がやってくるという緊張感が漂ってきます。
情報によれば駒大が1位、次が中大の千守くんということで、1位と2位の差があまりないことを願って待ちました。
やはり最初に見えたのが駒沢大学の安原くんでした。
安原くんは昨年3区でちょっと苦しんだところがありましたが、今シーズンんは調子がよさそうです。
現在のわたしの職場が滋賀県ということもあり、滋賀県出身の方は自ずと要チェックになっているのです。
安原くんが通過して時計に目をやります。
何秒差でくるのか、、、30秒を過ぎて、早く、早く、と願っていると千守くんが見えました。
後でわかったことですが、このときかけていたのは同じ4年生の田井野くんのものだったそうです。もう泣けてきます。
ここ最近は観戦には全然、行けていなかったのですが、そんな中でも千守くんとは縁があって1年生の2月に走られた丸亀ハーフで62分37秒で走られたとき、わたしもこの大会にエントリーしていてコース上で応援することができました。トップ選手と遭遇するところは、こちらのコースの道路に凹凸があって、危うくコケそうになったことを思い出しました。
そして昨年9月の西京極での日本インカレ。
1500で千守くん2位、中野倫希くん3位でゴール後に2人ですっごい歓喜の様子でした。
そういういいところを拝見していたこともあり、応援にも力が入りました。
声出しだめなので、一生懸命に拍手をして応援しました。
電車の時間には少し余裕はありましたが、駅までは上り坂ということもあり、駒沢大学、中央大学の応援を終えて駅に向かうことにしました。
記録によれば次は國學院大學、早稲田大学の通過予定が約5分後だったため、この決断でよかったのだと思います。
駅に向かっていると、今から沿道に向かう応援の方々がいて、あらためて中央大学が前のほうを走っていることを実感していました。
これまでは、沿道に向かうときに青学のタオルやら旗を持った人たちとすれ違って、「いいなぁ、前のほうを走る大学は」と思ったものです。
大磯駅へ向かい、次は8区の藤沢駅を目指します。
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