五本指の靴下が、足を水虫から救う
「水虫」は、足に生える「カビ」のことです。
このカビを専門用語で「白癬菌」といいます。
白癬菌は、なまぬるくて(27℃)、じめじめしたところが好きです。
◆安全靴は危険靴?
水虫のもっともなりやすい部位は、足の指の間です。
ここで質問です。
どんな人が、水虫になりやすいでしょうか。
① 足にたくさん汗をかく人
② 足の指がペタッとくっついている人
③ 安全靴をはく仕事の人
④ 足の指の間を洗わない人
正解は。①~④すべて正解です。
足にたくさん汗をかく人は、足が湿気を帯びており、
白癬菌が増えやすい環境です。
一日中、靴を履く仕事では、足の指がぴったりくっついている時間も長く、白癬菌にとってはパラダイスです。
特に安全靴は、金属によって密閉されているため、
水虫になりやすい環境です。
その意味では、安全靴は「危険な靴」と言えるでしょう。
たとえ白癬菌が足にくっついても、
24時間以内に洗い流せば水虫にはなりません。
お風呂で、毎日、足のすべての指の間を、丁寧に洗うことをお勧めします。
◆足の指さん ありがとう
水虫予防におススメなのが、「五本指の靴下」です。
初めて五本指の靴下を履いた時、感動でした。
足の指が五本あることを、日頃、気にも留めていませんでした。
五本指の靴下を、一本一本履かせているうち、
足の指が愛しくなってきました。
何十年も前から、私と共に人生を歩んできた足の指。
「ありがとう」
五本の指にお礼を言いたくなりました。
五本の指をそれぞれラッピングすることにより、
指の間の風通しがよくなります。
通常の靴下は、五本の指が一体化して動くのに対して、
五本指の靴下では、指が独立してバラバラに動きます。
その結果、普段から通気性がよくなり、
水虫になりにくいと考えられます。
靴を長時間履く方、
五本指の靴下を検討してはいかがでしょうか。
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