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時短トレーニング「HIIT(ヒート)」 階段のぼり編
◆インターバルトレーニング
運動したいけど時間がないという人に、おススメなのが
時短トレーニング「HIIT(ヒート/ヒット)」です。
HIITとは、インターバルトレーニングの一種です。
「インターバル」とは「休憩」という意味ですが、
「運動」と「休憩」を繰り返すトレーニング方法をインターバルトレーニングといいます。
激しい運動をしてちょっと休憩します。
体が完全に回復する前に再び運動します。
これを何回か繰り返すと、体に負荷がかかり、
短時間で運動効果が得られます。
今回は階段のぼりの時短運動を紹介します。
◆息を吐きながらのぼる
職場やスーパーでは、エレベーターではなく、階段を使いましょう。
階段のぼりの基本は、1段飛ばしです。
高齢者や足の悪い方は、1段1段のぼりましょう。
階段をのぼるポイントは、息をゆっくり吐きながらのぼることです。
人間は、息を吐きながら運動すると、信じられない力を発揮します。
「論より証拠」で、やってみれば分かるでしょう。
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息をゆっくり吐きながら、階段を1段飛ばしで駆け上ってみましょう。
思った以上に、楽に上ることができます。
踊り場で息を吸います。
そしてまた、吐きながら一気にのぼります。
慣れてくれば、4階くらいまでのぼれるようになります。
階段がしんどくて、エレベーターやエスカレーターを使っていた人も、
階段が楽しくなるでしょう。
参考文献
1)堀江重郎:『LOH症候群』,角川新書,2021